名作椅子を紙ジオラマで楽しむ〈One to Sixteen〉に新作。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

名作椅子を紙ジオラマで楽しむ〈One to Sixteen〉に新作。

小さな紙模型で世界の名作椅子とインテリアが楽しめる〈One to Sixteen〉に、新作2点追加され、全10アイテムに。デザイナー安積朋子に新作のこと、デザインコンセプトについて聞きました。

1986年にロン・アラッドがデザインしたウェルテンバードチェア。
フラットな印刷物を切り抜き、折り曲げると立体が生まれ、小さな空間が生まれる。16分の1で作る名作椅子とインテリアの紙模型〈One to Sixteen〉。新作はトーネットno.14チェアととロン・アラッドのウェルテンバードチェアだ。

Q シリーズについて、教えてください。

私にとって「原点回帰」のプロジェクトです。紙という素材と紙で作る模型が昔(小学生のころ)から大好きだったこと。家具のデザインをするようになって、学んだ家具とインテリアの歴史が面白くなり、2次元の紙が3次元に立ち上がる楽しさを商品にして、たくさんの人に知ってもらいたいと思いました。

2011年ごろにロンドンのスタジオで試作を始めました。最初はイギリスで製造して自主販売をしようとしたのですが、帰国した時にテラダモケイの1/100シリーズを見て、これは福永紙工にお願いするしかない! とかみの工作所との共労がはじまり、2014年の秋に最初の2点を発売しました。
今回追加されたトーネットno.14チェア。
Q 椅子だけでなく、背景も一緒になったジオラマなのはなぜでしょうか?

「ある空間を小さな縮尺で再現する」というのが最初のコンセプトでした。椅子はその縮尺を身の丈で感じ取るための重要な装置です。椅子はデザインされた時代の技術やモード、トレンドを濃厚に反映しているので、背景を足すことでその「時代の空気」のようなものを家具と一緒に再現したいと思いました。
009 Thonet 14 Chair/トーネットno.14チェア。
010 Well Tempered chair/ウェルテンパードチェア各1,075円。
「アアルトはわたしがもっとも尊敬する「民主的な」デザイン」。008Paimio chair/パイミオチェア。
「ジグザグ•チェアは室内装飾のひとつとしてデザインされた椅子」。007 Zig-Zag chair/ジグザグチェア。
1957年にアキーレ&ピエールジャコモ・カスティリオーニがデザインした椅子。006 Mezadro stool/メッツァドロスツール。
「ジャスパー•モリソンのプライウッドチェアはポストモダンの装飾過多からミニマムに向かう分岐点を作った」。005 Prywood chair/プライウッドチェア。
「マッキントッシュは東洋の影響を受けたはじめての家具」。004 Hill House 1 chair/ヒルハウス1チェア。
「アーコールのButterfly」は歴史が育てたウィンザーチェアと時代の花形である成形合板をかけ合わせて生まれた量産商品」。003 Butterfly chair/バタフライチェア。
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