あの《バタフライスツール》誕生60周年記念、企画展が開催! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

あの《バタフライスツール》誕生60周年記念、企画展が開催!

日本を代表するインダストリアルデザイナー柳宗理の代表作《バタフライスツール》。その歩みを振り返る企画展が6月6日から始まる。

蝶が羽を広げるようなフォルムから、その名がつけられた《バタフライスツール》。(c) Yanagi Design Office
柳宗理 バタフライスツール 60周年記念企画展『BUTTERFLY STOOL 60th』が6月6日から〈金沢美術工芸大学 柳宗理記念デザイン研究所〉で開催される。2枚の成型合板を2本のボルトと1本の金属棒で組み合わせた、軽やかなフォルムで知られる名作《バタフライスツール》。一見、シンプルな構造のスツールは多くの人々の試行錯誤の末に生まれた。
《バタフライスツール》の模型。ここから何度も試作品が作り続けられた。(c) Yanagi Design Office
柳がこの形を実現させるために協力を求めたのは当時、成形合板の研究をしていた乾三郎と、日本で初めて成形合板を実用化した天童木工。そこから約3年の月日を経てようやく完成したのが、今では世界的なデザインアイコンとして、ニューヨーク近代美術館やルーブル美術館など各国の美術館により、パーマネントコレクションとして選定されているスツールだった。

本展では、発売当時のオリジナルはもちろん、大型タイプやアクリル製などのさまざまな同スツールを展示。製造工程の映像や年表、プライウッドチェアや成形合板技術の紹介なども加わり、60年間の歩みを概観することができる。会期中には講演会とギャラリートークも開催予定。時を経て、なお人々に愛され続ける《バタフライスツール》の歴史に触れるチャンスだ。
1956年当時のオリジナルと、時代に合わせて少しずつ仕様を進化させてきたスツールを同時に展示することで、変遷を感じることができる。(c) Yanagi Design Office

柳宗理 バタフライスツール 60周年記念企画展『BUTTERFLY STOOL 60th』

〈金沢美術工芸大学 柳宗理記念デザイン研究所 展示資料室2〉

石川県金沢市尾張町2-12-1
TEL 076 201 8003。6月6日〜7月17日。9時30分〜17時。月曜休(7月17日は開館)。入場無料。公式サイト