DESIGN
ミラノサローネで注目を集めた、吉岡徳仁のクリスタルのような椅子。
October 25, 2014 | Design | DAILY Casa BRUTUS | photo_Junpei Kato text_Naoko Aono
ミラノサローネでめざましい活躍をした日本人デザイナーや建築家、企業を紹介する『Salone in Roppongi』。1回目の昨年はnendoが担当したが、今年は吉岡徳仁のインスタレーションが行われている。
Salone in Roppongi by Tokujin Yoshioka @東京ミッドタウン アトリウム(〜10月26日)
吉岡は、Kartell社から発表したポリカーボネート製の《SPARKLE》のスツールとサイドテーブルで、自由に座ったり触ったりして使い心地を実感できるラウンジを生み出した。
「日常的で安価な素材で、クリスタルのような透明感を出したいと思った」
Kartell社は2002年に同じポリカーボネートを使ったスタルクの透明な椅子を実現している。その高い技術力がクリスタルのように輝く《SPARKLE》の製造を可能にした。光が当たると名前の通り、火花のような光がきらめく。「ミステリアスで解明できない光そのものに惹かれる」という吉岡らしいプロダクトだ。
「日常的で安価な素材で、クリスタルのような透明感を出したいと思った」
Kartell社は2002年に同じポリカーボネートを使ったスタルクの透明な椅子を実現している。その高い技術力がクリスタルのように輝く《SPARKLE》の製造を可能にした。光が当たると名前の通り、火花のような光がきらめく。「ミステリアスで解明できない光そのものに惹かれる」という吉岡らしいプロダクトだ。