DESIGN
知る人ぞ知る、日伊の名匠の作品が一堂に集結。
October 31, 2016 | Design, Architecture | DAILY Casa BRUTUS | text_Hisashi Ikai
高い木工技術を誇る日本とイタリアだが、家具デザインの分野において、必ず名前が挙がる職人と言えば、ピエルルイジ・ギアンダと戸沢忠蔵の二人だろう。
Pierluigi Ghianda & Chuzo Tozawa@Istituto Italiano di Cultura - Tokyo
本展では、数多くのデザイナーや建築家と協働を続けてきた彼らの作品から約25点を紹介。世界最高レベルといっても過言ではない職人技を目の当たりにするまたとないチャンスだ。会場設計を建築家のミケーレ・デ・ルッキが担当することにも注目したい。
戸沢忠蔵(1944〜)
青森県生まれ。三越製作所、髙島屋工作所を経て、1977年に〈ヒノキ工芸〉を設立。宮内庁、国会議事堂、各国大使館などの特注家具を多く手がける。
ピエルルイジ・ギアンダ(1926〜2015)
イタリアの家具職人の家に生まれる。60年代後半より国内外のデザイナーとの協働を開始。