DESIGN
鹿児島睦の人気個展が今年も〈ドワネル〉で開催!
October 19, 2016 | Design | casabrutus.com | text_Mariko Uramoto editor_Akio Mitomi
陶芸家・鹿児島睦の図案をテーマにした展覧会『鹿児島睦の図案展』が今年も東京・青山の〈ドワネル〉で開催される。4度目となる今回は、和菓子の名店〈鈴懸〉とコラボレーションした干菓子やフィンランドのテキスタイルメーカー〈ラプアン・カンクリ〉製のラッピングクロスのほか、鹿児島の図案から生まれた愛らしいアルファベットが登場する。
まるで物語の中から飛び出したような植物や動物。器の中に描かれる、のびのびとした“生”のモチーフが人気の鹿児島睦の作品。本展は、鹿児島が描く模様やイラストで構成される「図案」に着目し、その魅力を多面的に紐解く人気シリーズの4回目。
これまで唐紙やペーパーナプキン、モビールなどさまざまなアイテムに図案を施し、その多彩な魅力を発揮してきたが、今回もグラフィックデザイナーや伝統工芸職人らとともに、テキスタイルや伝統菓子などに挑戦し新しい作品世界を展開。また、展示空間全体を通じて作品世界を楽しめるようにと、会場内の壁面やウインドウサイドに鹿児島が直接、図案を描くライブペイントも会期初日の10月22日と翌23日に行われる予定だ。
これまで唐紙やペーパーナプキン、モビールなどさまざまなアイテムに図案を施し、その多彩な魅力を発揮してきたが、今回もグラフィックデザイナーや伝統工芸職人らとともに、テキスタイルや伝統菓子などに挑戦し新しい作品世界を展開。また、展示空間全体を通じて作品世界を楽しめるようにと、会場内の壁面やウインドウサイドに鹿児島が直接、図案を描くライブペイントも会期初日の10月22日と翌23日に行われる予定だ。
鹿児島が描いたスケッチをもとに、博多の名和菓子店〈鈴懸〉の職人が作り出す干菓子は2017年1月より福岡・太宰府天満宮公式のお土産として販売される予定で、本展で一足早いお披露目となる。また、フィンランドのテキスタイルメーカー〈ラプアン・カンクリ〉製のリネンのラッピングクロスにも注目。日本の風呂敷に通じる包む文化と、フィンランドの生活シーンを彩るテキスタイルの楽しさが融合したクロスは、包むだけでなくファッションやインテリアアイテムとして活躍しそうだ。