ポストモダンの底力を、椅子のデザインで再発見! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ポストモダンの底力を、椅子のデザインで再発見!

1980年代、パワフルなデザインが見られたポストモダンの立役者で、現在も影響力の高いデザイナーたちの創造性がたっぷり詰まった椅子が、一堂に会する。

エッジの効いたこだわりのデザインプロダクトが揃う、東京・恵比寿のギャラリー〈SOMEWEHER TOKYO〉で、1980年代にデザインされた椅子をフィーチャーした展覧会「CHAIRS 80S」が開催される。

80年代といえば、全世界をポストモダニズムの波が席巻した時代。合理性、機能性をめざした近代デザインから離脱し、新たな価値観を創造すべく、哲学的で挑戦的な表現を多くのデザイナーが模索した。

本展では、そうした潮流のなかでつくられた椅子を紹介。倉俣史朗のプロトタイプから、梅田正徳、植木莞爾、川久保玲(コム デ ギャルソン)をはじめとした日本人デザイナーを中心に、ミケーレ・デ・ルッキ、フィリップ・スタルクなどの作品も揃う。
倉俣史朗《Sofa with Arms》
倉俣史朗がデザインした《Sofa with Arms》。現在イタリアの〈カッペリーニ〉から製品化されているものの原型モデルとなった貴重なプロトタイプ。1982年に〈イシマル〉が製作したもの。
梅田正徳《Animal Egg Chair》
1982年に〈アルテジャパン〉から発表した、梅田正徳の《Animal Egg Chair》。動物の卵が割れる様子をイメージしたもので、背と座面に施されたジグザグのモチーフが印象的。