DESIGNPR
アンダーカバーの《アナーキーチェア》が天童木工の製作で販売開始!
『カーサ ブルータス』2022年2月号より
February 21, 2022 | Design | PR | photo_Taro Mizutani text_Rio Hirai
1990年代より数々の名作椅子をコレクションし、家具にも造詣が深い〈アンダーカバー〉の高橋盾。このたび、自身がデザインした椅子が〈天童木工〉の製作により満を持して発売です。
高橋盾がデザインし、佐々木一也と共に作り上げた《アナーキーチェア》。これまで〈アンダーカバー〉のアトリエ用やワンオフ(一点物)として作られてきたが、この2月にデザインを一新して一般発売される運びとなった。
「長い間座っていられる座り心地が良いものにしたかったので、プライウッドをはじめ世界に誇る技術を持つ〈天童木工〉に製作をお願いしました。僕のイメージは忠実に再現してもらいつつ、肝心となる座面や接合面などの細かくて重要な部分がブラッシュアップされています」と高橋。シンボリックで印象的な意匠には、自身が享受してきたカルチャーや経験が色濃く反映されている。
「長い間座っていられる座り心地が良いものにしたかったので、プライウッドをはじめ世界に誇る技術を持つ〈天童木工〉に製作をお願いしました。僕のイメージは忠実に再現してもらいつつ、肝心となる座面や接合面などの細かくて重要な部分がブラッシュアップされています」と高橋。シンボリックで印象的な意匠には、自身が享受してきたカルチャーや経験が色濃く反映されている。
「1990年代のロンドンでアナーキーマークが彫られた家具を目にしたことがありました。昔から僕が作るものはパンクからの影響を強く受ける一方、最近は河井寛次郎をはじめとした民藝も生活の一部になっている。この椅子もアンダーカバーらしいスパイスがありながら、日本文化とミックスして違和感ないものにしたかった」
《アナーキーチェア》は元々はチャーチチェアをベースにアナキズムのシンボルであるサークルAを取り付けたものであったが、製品化にあたり、余分な要素を削ぎ落としてシンプルにしたことで、長く使えてより暮らしに馴染む一脚となった。
《アナーキーチェア》は元々はチャーチチェアをベースにアナキズムのシンボルであるサークルAを取り付けたものであったが、製品化にあたり、余分な要素を削ぎ落としてシンプルにしたことで、長く使えてより暮らしに馴染む一脚となった。
Loading...