福岡を拠点とするデザイナー・二俣公一と巡る、大川家具の伝統と未来。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

福岡を拠点とするデザイナー・二俣公一と巡る、大川家具の伝統と未来。

家具生産量日本一といわれる福岡県大川市。人口3.4万人と小さな街ながら、船大工に端を発する家具産業が古くから根付く歴史ある街だ。この地で生まれる家具、そして木工に注目し、福岡を拠点に国内外で活躍する空間・プロダクトデザイナーの二俣公一さんと大川を巡った。

〈広松木工〉の工場を訪れ、製造工程を見学する二俣さん。
福岡の中心街、博多から車で1時間弱。福岡県南西部に位置する大川市は、日本を代表する家具生産の拠点として知られる。家具生産量が日本一とも言われる規模ゆえ、「僕の仕事で制作をお願いする家具や什器は小規模で、実は大川との接点は少ないんです」と話すのは、福岡を拠点に活躍する空間・プロダクトデザイナーの二俣公一さんだ。

箪笥やキャビネットなどの箱状の家具を箱物家具というが、大川はそれを得意とすることで知られる。もともと大川は江戸後期に、木に穴や切りこみを入れ、釘を使わずに、板と棒、棒と棒を差し合わせて作る箪笥や机といった指物家具が発展し、明治時代になると全国的な認知度を得ていった。いまなお家具の街として知られる大川市はふるさと納税の返礼品に多くの家具をラインアップする。市が自信をもって勧める職人の手による家具のラインアップは2,500点ほど(2021年11月現在)を数え、今後も増えていくという。あらためて大川家具の魅力を探るため、二俣さんとともに二つの作り手のもとを訪ねた。
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