3組のデザイナーが追い続ける「ウィンザーチェア」の世界を堪能。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

3組のデザイナーが追い続ける「ウィンザーチェア」の世界を堪能。

5月14日から7月4日まで〈ATELIER MUJI GINZA〉で『長く生きる。ウィンザーチェアの場合展《Windsor Department》の10年』が開催される。「ウィンザーチェア」を研究し続けて今年で10年になるデザイングループ《Windsor Department》の3組のデザイナーがそれぞれのアプローチで魅力を紹介する。

《Windsor Department》の3組のデザイナーがウィンザーチェアの魅力を独自解釈し、新たな形を提案。藤森泰司による小ぶりなウィンザーチェア《Cooper(クーパー)》。Photo:Ryoukan Abe。©️ATELIER MUJI GINZA
《Cooper》は最小限のパーツで構成される。
〈ATELIER MUJI GINZA〉では『長く生きる。』と題し、無数に存在する椅子のなかから、「記憶に残る椅子」にフォーカスし、その魅力を伝える展示を行っている。2019年には、ドイツの老舗家具メーカー〈トーネット〉に代表される「曲木椅子」をテーマにした企画展を実施。今年は「ウィンザーチェア」に焦点を当て、『長く生きる。ウィンザーチェアの場合展《Windsor Department》の10年』を開催する。期間は5月14日から7月4日まで。

「ウィンザーチェア」は、厚い木製の座面に脚や背もたれが直接接合された、温かみのあるデザインが特徴。17世紀後半よりイギリスのウィンザーとその周辺地域で、家庭や農家で使う椅子として作られたのが始まりとされている。今回の展示では、ウィンザーチェアの世界に惹かれ、魅力を研究するために結成された《Windsor Department(ウィンザーデパートメント)》の藤森泰司、ドリルデザイン、イノダ+スバイエの3組のデザイナーの10年に渡る活動を紹介。それぞれがウィンザーチェアを研究する過程の資料や模型のほか、独自の発想でリデザインした10脚の椅子が一堂に集まる。
ドリルデザインによるラタン製のウィンザーチェア《WRラウンジチェア》。Photo:Takumi Ota
《WRラウンジチェア》の原寸モデルと図面。
ノックダウン式のウィンザーチェア《pinde(ピンデ)》。イノダ+スバイエ作。
《pinde》の製作プロセス。
実用性と素朴な美しさ、懐かしい雰囲気を持ち合わせ、時代を超えて愛され続けている「ウィンザーチェア」。3組のデザイナーの解釈と柔軟な発想により、その奥深さを堪能しつつ、今までの枠を超えた新たな魅力に気づかされるはずだ。

『長く生きる。ウィンザーチェアの場合展《Windsor Department》の10年』

〈ATELIER MUJI GINZA〉東京都中央区銀座3-3-5無印良品銀座6階。5月14日~7月4日。11時〜18時。

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