ミニベロの生みの親、モールトン博士の世界。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ミニベロの生みの親、モールトン博士の世界。

5月3日からアレックス・モールトンの業績を振り返る展覧会が開催される。

1970年コリン・マーチンが英国〜オーストラリア走破を達成した、特注品の《Moulton marathon》。
サスペンション機能を大きく発展させるなど、乗り心地、使い心地ともに良い自転車の開発に生涯をかけた、アレックス・モールトン(1920〜2012)。ゴム製造業で成功を収めたスティーヴン・モールトンを曽祖父に持つ裕福な家系に生まれながらも、自身は常にエンジニアとしての道を追求し、戦時中はブリストル航空で空冷エンジンの開発にも携わっていたほどだ。

モールトンは、あるとき友人から譲ってもらった中古の自転車をもとに、サスペンションの改良とともにハンドル、サドル、ペダルをつなぐフレームの形状とサイズそのものの見直しを図った。そうしてできあがったのが、昨今人気を集めている軽量、コンパクトな小径自転車ミニベロの原型といわれる。

本展では、モールトンが手がけたデビュー当時のビンテージから最新モデルまで、全22台を紹介。美しく、ユニークで、そして機能的なモールトンの開発の軌跡を見ることができる。また、会期中はトークショーや試乗会など、関連イベントもさまざまに行われる予定だ。
アレックス・モールトン

モールトン展 〜素晴らしき小径車の世界〜

〈伊藤忠青山アートスクエア〉 

東京都港区北青山2-3-1
シーアイプラザB1F TEL 03 5772 2913。5月3日〜31日。会期中無休。無料。公式サイト

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