DESIGN
ピエール・ジャンヌレの椅子が、代官山に50脚大集結!
『カーサ ブルータス』2019年5月号より
April 16, 2019 | Design | a wall newspaper | photo_Masanori Kaneshita text_Wakako Miyake
ショップ〈ジャンヌ バレ〉のオーナーが、自身もコレクションしているジャンヌレの椅子を大放出。
東京・代官山にあるフレンチ・アンティークの店〈ジャンヌ バレ〉。1800年代の服
やブランドを扱うブティックと、アンティーク生地やパーツなどを扱う〈アトリエ ジャンヌ バレ〉があり、どちらもフランスの精緻で豊かな手仕事を感じられるショップとして人気が高い。
そのオーナーである福田義竜さんは大の建築好き。好きが高じて、自宅には建築家が手がけた椅子が30脚近く置かれている。
やブランドを扱うブティックと、アンティーク生地やパーツなどを扱う〈アトリエ ジャンヌ バレ〉があり、どちらもフランスの精緻で豊かな手仕事を感じられるショップとして人気が高い。
そのオーナーである福田義竜さんは大の建築好き。好きが高じて、自宅には建築家が手がけた椅子が30脚近く置かれている。
「建築自体は買えないけれど、椅子ならば手に入れることができる。僕にとって家具は小さな建築物でもあり、実際に体感できるのが魅力なんです」と、福田さん。
ダイニングテーブルを囲むのは、17脚あるピエール・ジャンヌレのオフィスチェア。その他シャルロット・ペリアンのスツールや椅子、フランスだけでなくアルヴァ・アアルト、ハンス J・ウェグナーなど同時代の北欧デザイナーの家具も並ぶ。
ダイニングテーブルを囲むのは、17脚あるピエール・ジャンヌレのオフィスチェア。その他シャルロット・ペリアンのスツールや椅子、フランスだけでなくアルヴァ・アアルト、ハンス J・ウェグナーなど同時代の北欧デザイナーの家具も並ぶ。
「フランスへは20年くらい前から買い付けで通っているので、自然と家具の情報も入り、今回大量入荷することに。ジャンヌレのチャンディーガルの都市計画のために作られた家具は、フランスらしさもありながら異国的なミックス感がある。そこが好きです」
そして6月下旬の開催予定で、約50脚のジャンヌレの椅子を展示販売。これだけの量が揃うのはかなりレア。ぜひ逃さずに。
〈アトリエ ジャンヌ バレ〉
いつもはアンティークレースなど手芸パーツが並ぶ店内に展示。6月下旬に展示販売の予定。詳細はHPやインスタなどで確認を。東京都渋谷区代官山町8-15 2F。
ピエール・ジャンヌレ
1896年スイス生まれ。ル・コルビュジエの従兄弟の建築家。ペリアンやプルーヴェらとも協働。1951年からインド・チャンディーガルの都市計画に参加し、約70種の椅子をデザインした。