
富山市ファミリーパーク
Toyama Municipal Family Park Zoo(1984年)
- Editor: Rie Nishikawa
- Text: Housekeeper
- Photo: Satoko Imazu
1984年開園。絶滅危惧種のニホンライチョウの保全に力を入れ、初の自然孵化にも成功、2019年からはライチョウの展示も開始した〈富山市ファミリーパーク〉。展示する100種のうち6割が地域の動物であり、アカネズミやノウサギなど、その多くは身近な動物たちだが、「地域にどんな動物がいるのか具体的に伝えることが我々の仕事」という想いのもとで活動を行っている。自然と緩やかに繋がる敷地には、レッドリストにも載るホクリクサンショウウオの生息地や、自然の丘の一部をそのまま切り取った〈オオカミ舎〉などが点在し、自然と人の関係を考えるきっかけを与えてくれる。●9時〜16時30分(12月〜2月は10時〜15時30分)。年末年始、3月1日〜14日休。 入園料500円。JR富山駅から路線バスで約25分。