
海遊館
Osaka Aquarium Kaiyukan(1990年)
- Editor: Rie Nishikawa
- Text: Katsura Hiratsuka, Housekeeper
- Photo: Akira Yamaguchi
1990年開館。関西圏ではファミリーから生きものファンまで、根強い支持を集める水族館。環太平洋の海を巨大水槽で再現しているのが特徴で、ジンベエザメが悠然と泳ぐ館のシンボル的な大水槽〈太平洋〉などの多様な水槽が通路の両側を囲んでいる。水槽の向こう側に水槽が見える構成で、水中を散歩するような臨場感を味わえる。また多くの水槽で水中と陸地の両方の環境を再現し、水と陸の生き物を同時に展示している点も革新的。魚類だけでなく哺乳類まで、多彩な生き物が同じ環境で生きている様が伝わってくる。 特にワモンアザラシのアラレ(写真)は、その愛くるしい笑顔で高い人気を集めている。● 10時〜20時(変動あり、入館は閉館の1時間前まで)。1月に計2日間休館日あり。入館料2,700円(変動あり)。