谷尻誠と谷尻直子がSpotifyでデザインする、音のある暮らし。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

谷尻誠と谷尻直子がSpotifyでデザインする、音のある暮らし。

人気アーティストの最新作から伝説の名曲名盤まで、世界中6,000万曲以上の音楽を楽しめるストリーミングサービスSpotify。「遅ればせながら、Spotifyの楽しさにハマっています」と話す、建築家の谷尻誠と料理家の谷尻直子夫妻のミュージックライフに迫ります。ふたりがつくったプレイリストも公開!

●いつでもどこでも、デバイスひとつで好きな音楽を。

天気の良い日は屋外にポータブルスピーカーを持ち出して音楽を聴きながら朝食を楽しむことも多い谷尻さん一家。この日流れていたのは、「朝はモダンで心地いい曲やピアノ曲が多いですね」という直子さんがSpotifyで選曲したイタリアの映画音楽。
Spotifyのアプリをインストールしてアカウントを持つと、お気に入りの曲やアルバム、アーティストをブックマークした「MY LIBRARY」や、好きな曲やテーマに合った曲を集めて作成する「プレイリスト」で聴きたい音楽をすぐに楽しめる。今朝は直子さんが、映画音楽やインストで大人気のイタリア人ピアニスト、ルドヴィコ・エイナウディのアルバムを選んで、ポータブルスピーカーへ転送。
「子どもにはピアノやギターなど生音のよさを楽しめる曲を聴いてほしいなあと思っています」と話す直子さんと5歳の長男。「でもたまにアップテンポの曲――たとえばトム・トム・クラブみたいな1980年代のニューウェイブをかけたりするとノリノリで踊り出すんですよ」
「音楽は大好き。人生に欠かせないもののひとつです」と話す料理家・谷尻直子さんと、「僕の音楽スタイルは “雑食”。家でも仕事中も移動中もずっと音楽を聴いています」という建築家・谷尻誠さん。そして育ち盛りで好奇心旺盛な5歳の息子。多忙な日々を送る谷尻家3人の暮らしが最近、以前にもましてキラキラ楽しく豊かなものとなった。きっかけは “Spotify”。国内外のアーティストによる 6,000 万曲以上の音楽や150万番組以上のポッドキャストを楽しめるストリーミングサービスだ。聴きたい音楽を検索して再生したり自分だけのプレイリストをつくったりするのはもちろん、より高音質でダウンロードすればオフラインでも楽しめるプレミアムプランや家族で6人までそれぞれアカウントを持てるファミリープランなど、楽しみ方が広がるプランも人気が高い。谷尻家でも、朝食時や子供と過ごす時間、仕事中からディナーのひとときまでSpotifyが大活躍。

「Spotifyのことは前からずっと気になっていたのですが、遅ればせながら始めてみました。そしたらもう楽しくて楽しくて。パソコン、携帯、タブレット、スピーカー、テレビ、車……ほとんどのデバイスで自由自在に利用できるのもいいんですよね」と谷尻さん。レストラン〈HITOTEMA〉を主宰しながら子育てにも忙しい直子さんも「Spotifyを通して、今までとは違う家族のコミュニケーションも楽しめるようになりました」と嬉しそうだ。

●AIがお薦めしてくれる曲に“のっかる”のも醍醐味です(谷尻誠)

建築設計事務所〈SUPPOSE DESIGN OFFICE〉のオフィスと食堂が一体となった東京・代々木上原の〈社食堂〉で、淹れ立てのコーヒーを飲みながらPCに向かう谷尻さん。仕事中はノイズキャンセリング機能がついたヘッドホンで音楽を楽しむことが多い。アームがスリムでPC作業時も邪魔にならないダイニングチェアは谷尻さんのデザイン。
PC上で曲を検索してプレイリストを作成中。「仕事中は静かな曲よりも激しめの曲のほうが効率もあがります」と谷尻さん。「曲単位で好きなものを集められ、ダウンロードもできる点が“雑食” の僕にはぴったり。自分で思っている以上にバラエティに富んだプレイリストができるのも楽しい」プレイリストは文末で紹介。
「20代のころカルチャーもファッションもクラブで学んだ世代なので、やっぱりエレクトロが好きなんですよね……」と言いながら2種類のプレイリストを披露してくれた谷尻さん。まず仕事中に聴きたいプレイリスト〈Makoto Tanijiri〉は、ジャーマン・エレクトロハウスの人気トリオLes Loupsから始まって、ノルウェーの至宝ロイクソップや、マイケル・グレイの大ヒットディスコ・トラック「The Weekend」。ダフト・パンクの隠れた名曲「Something About Us」もさりげなく入ってたりして、心地よく気分があがる選曲だ。もう一つのリスト〈Dining〉は、美味しいものを食べながら聴きたい25曲。阿部海太郎の静かなピアノ曲からスタートした後は、ラテンやブーガルーもミックスされた楽しい雰囲気! スペインのファンクレーベル〈Lovemonk〉の名盤やウナ・マス・トリオの踊れるナンバー、そしてみんな大好きペット・ショップ・ボーイズやビースティ・ボーイズも。

「僕、キホン、人のお薦めにのっかりたい漂流人生なんです」と笑う谷尻さんが気に入っているのが、利用者それぞれの選曲傾向をもとに気に入りそうな曲を集めたプレイリストを作成してくれるAIによるレコメンデーション機能。Spotifyを使えば使うほど好みを学習し、より自分にぴったりなプレイリストにパーソナライズしてくれる優れものだ。「音楽も食事も人生も、自分で選んだものだけだと広がりに限りがある。でも、人が薦めてくれた波に乗っかれば、漂流して辿りついた島に素晴らしい発見があるかもしれない。Spotifyが僕にどんな曲を薦めてくれるかがホント楽しみなんです」

●さまざまな世代が音楽で繋がる。そんな瞬間を楽しんでいます(谷尻直子)

キッチンで親子いっしょにクッキーづくり。ポータブルスピーカーから流れるのはピアノの音色が美しい映画音楽だ。「自分でつくったリストだけでなく、ほかの方がつくったプレイリストを聴けるのも楽しいですよね」と直子さん。「料理中に聴く曲」「子どもといっしょに聴く」など環境やシチュエーションに合わせて検索することもできる。
音楽好きにとっては曲の順番や音質も重要ポイント。谷尻家が加入しているプレミアムプランでは、プレイリストの中から自由な順番で好きな音楽を聴けるうえ、「今はこの曲はパス」という感じでスキップもし放題。「環境やシチュエーションにあわせて4段階の音質を選べるのもすごくうれしい」と直子さん。
東京生まれの東京育ち。10代のころからクラブやライブハウスで音楽を浴びるように楽しんだという直子さん。今も月に1度は旧知のサウンドプロデューサーと ”音楽ミーティング“ をして、新しい音楽を薦めてもらったりプレイリストをつくったりしているほどだ。そんな直子さんのプレイリスト〈naoko tanijiri〉は、ディナーの時のための25曲。

「食事中の会話を妨げないよう、ボーカルのないインストが中心。ドラマティックすぎないものが多いですね。そして今回作成したプレイリストはさまざまな世代の方に楽しんでいただけるように、ヒップホップから映画音楽まで幅広く選んでみました」

例えば、ハウスならドクター・ロキットの名曲「Café de Flore」。ヒップホップならロンドンのビートメーカー、エリック・ラウや、NYのディープなファンクバンド、エル・ミシェルズ・アフェアー。あるいはモダンな映画音楽で人気のフィリップ・グラスからアイスランド発ポスト・ クラシカル旗手オーラヴル・アルナルズまで、オリジナリティにもバラエティにも富んでいる!

「さまざまな世代の方に楽しんでいただきたいので、みんなが好きなクラフトワークのリミックスを入れたり、最後を1990年代にものすごくカッコいい音楽をつくっていたチボ・マットで締めてみたり。音楽をきっかけに、世代が繋がる瞬間をつくりたいんです。ライブなど “生の音楽体験” がしづらくなっている今、新しい音楽に出合わせてくれるSpotifyはとても貴重ですし、本当に感謝しています」

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