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鹿児島のJR霧島神宮駅が再生。地域に賑わいを生み出すプロジェクトが進行しています。
| Travel, Architecture, Design | PR | photo_Yoichi Nagano text_Ai Sakamoto map_Kenji Oguro
近頃、JR霧島神宮駅がアツい。駅舎の改修を機に、駅前へ、そして霧島神宮へと賑わいを創出するプロジェクトが着々と進行中。デザインの力で街を変える取り組みをご紹介します。
JR九州の新しい観光列車〈かんぱち・いちろく〉のデザインを手がけた〈IFOO(イフー)〉は、鹿児島の食と建築文化を通して地方創生を目指すデザイン会社。彼らがここ数年積極的に取り組んでいるのが、霧島神宮駅エリアに賑わいを創出する〈光来〉プロジェクトだ。
2024年3月の駅舎の改修を皮切りに、駅前食堂をおむすび屋に業態変更したり、駅チカの石蔵倉庫群をラウンジやギャラリーとして活用して、多くの人を呼び込んでいる。
驚くべきは、このプロジェクトを、行政ではなく〈イフー〉が主体となって行っていること。自分たちらしい「豊かな場づくり」のためには、何者にも縛られず身軽なのがいいというのが理由だ。
そこで、ここでは彼らが手がけてきたプロジェクトを一挙ご紹介。思わず行きたくなること必至だ。
2024年3月の駅舎の改修を皮切りに、駅前食堂をおむすび屋に業態変更したり、駅チカの石蔵倉庫群をラウンジやギャラリーとして活用して、多くの人を呼び込んでいる。
驚くべきは、このプロジェクトを、行政ではなく〈イフー〉が主体となって行っていること。自分たちらしい「豊かな場づくり」のためには、何者にも縛られず身軽なのがいいというのが理由だ。
そこで、ここでは彼らが手がけてきたプロジェクトを一挙ご紹介。思わず行きたくなること必至だ。
1.〈霧島神宮駅〉日本有数のパワスポへの玄関口。
水戸岡鋭治が手がけた駅舎の外観を残しながら、内部を改修。鹿児島県産のスギ材をふんだんに使った空間には、県産品を扱うセレクトショップとガレット屋を併設している。
2.〈みかど〉散歩のお供におむすびをどうぞ。
80年以上、地元の人々に愛された食堂がおむすび屋に変身。霧島産の米を使った一品は口に入れるとふわっとほどけ、ボリュームも満点だ。
〈みかど〉
●11時〜16時(ご飯がなくなり次第終了)。火曜休、不定休あり。
●11時〜16時(ご飯がなくなり次第終了)。火曜休、不定休あり。
3.〈天地人〉100年前の石蔵をアート空間に。
100年前に建てられた石造りの穀物倉庫を活用したギャラリー。下屋に新設したカウンターに腰かけ、目の前を走る列車を見るのも楽しい。〜2025年5月6日まで、ミロコマチコ個展『moya-kudu モヤクドゥ』を開催。
〈天地人〉
●10時30分〜17時30分。火曜休。
●10時30分〜17時30分。火曜休。
4.〈光芒〉新旧が混ざり合うカフェラウンジ。
積み重ねてきた時間に寄り添うよう、床は洗い出しに、カウンターは銅板仕上げにした。また、屋根にトップライトを設けて採光すると同時に、既存壁に開口を設けてギャラリーと行き来できるように。コーヒーや霧島産有機抹茶ラテ、クラフトビールのほか、焼き菓子なども味わえる。
〈光芒〉
●11時〜16時。火曜休。
●11時〜16時。火曜休。
5.〈閃閃〉フィンランド式サウナで整う。
駅舎と石蔵ゾーンの整備がひと段落した後、開発のフェーズは駅前や商店街の整備・活性化へ。この4月には石蔵ゾーンにレストラン〈megui〉を、10月には商店街エリアに温泉宿〈霞燦(かさん)〉がオープンする予定だ。
最終的には駅と霧島神宮を結ぶ参道を整備し、神宮を中心とする半径5.5㎞のエリアに点在する観光資源の再構築を目指す。その試みは始まったばかりだ。
最終的には駅と霧島神宮を結ぶ参道を整備し、神宮を中心とする半径5.5㎞のエリアに点在する観光資源の再構築を目指す。その試みは始まったばかりだ。
〈閃閃〉
●8時〜10時、11時〜13時、14時〜16時。火曜休。120分貸切制(6名まで利用可)。
●8時〜10時、11時〜13時、14時〜16時。火曜休。120分貸切制(6名まで利用可)。
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