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〈帝国ホテル〉が今に紡ぐ、 フランク・ロイド・ライトのデザイン。
『カーサ ブルータス』2023年11月号より
| Travel, Architecture | PR | photo_Masanori Kaneshita text_Ai Sakamoto
さる2023年9月1日、100周年を迎えた〈帝国ホテル・ライト館〉。 その原点である〈帝国ホテル 東京〉に出かけてみませんか? フランク・ロイド・ライトへのリスペクトに満ちた意匠の数々が待っています。
明治23年(1890年)、近代化を目指す日本の迎賓館としての役割を担い開業。以来、ランドリーサービスやホテルウエディングなど、日本初となる新しいサービスを次々と導入してきた〈帝国ホテル〉。
世界的建築家、フランク・ロイド・ライトに1923年竣工の二代目本館(ライト館)の設計を依頼したことも、ホテルの持つ革新性をよく表している。その〈ライト館〉、そしてライトの意匠とオマージュの数々が、現在の〈帝国ホテル 東京〉に数多く存在することをご存じだろうか?
世界的建築家、フランク・ロイド・ライトに1923年竣工の二代目本館(ライト館)の設計を依頼したことも、ホテルの持つ革新性をよく表している。その〈ライト館〉、そしてライトの意匠とオマージュの数々が、現在の〈帝国ホテル 東京〉に数多く存在することをご存じだろうか?
1970年に完成した現本館の中2階に位置する〈オールドインペリアルバー〉は最たるものだ。伝統あるオーセンティックバーらしい落ち着いた空間の奥には、かつて〈ライト館〉の「宝の間」の暖炉を彩った大谷石のレリーフと壁画。バーカウンターの壁に設えられたテラコッタも当時のものを移設したという。
ライトのスケッチを元に再現したとされる図柄「インペリアルアロー」を描いた絨毯、椅子や照明に繰り返し用いられる幾何学のパターンなども〝ライトらしさ〞を演出する。
ライトのスケッチを元に再現したとされる図柄「インペリアルアロー」を描いた絨毯、椅子や照明に繰り返し用いられる幾何学のパターンなども〝ライトらしさ〞を演出する。
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