南紀白浜の美味と名湯を堪能する、温泉宿〈くろしお想〉。
『カーサ ブルータス』2023年8月号より
July 10, 2023 | Travel, Food | PR | photo_Satoshi Nagare text_Yumiko Ikeda
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ロビーのテーブルやベンチは、隣接する田辺市の土中から発見された樹齢100年ほどの杉の大木を使用。
ロビーにつながるテラスからの眺め。木々の緑の先に白浜の海、その奥に連なる山々の風景が美しい。
貸切風呂、檜の半露天温泉。大浴場には内湯と半露天風呂がある。
和歌山市川辺の「紀州仕立て鮎」の鮎ごはん。塩焼き鮎の中骨、頭などで鮎出汁を取ってご飯を炊き、鮎の持ち味である苦味のある内臓と上品な身を混ぜ込んだ。上から振りかけた蓼(たで)は、葉を乾燥させてからすり鉢で細かくしたもの。土鍋は信楽の名窯、雲井窯工房の中川一辺陶作。
熊野牛イチボの炭火焼きには、天然醸造の三ツ星醤油で知られる〈堀河屋野村〉の徑山寺(きんざんじ)味噌が添えられる。和歌山の日本酒「紀土」や「車坂」「黒牛」なども。
白浜で水揚げされたイサキお造り。ほかにメイチダイなど地元ならではの新鮮かつ斬新な素材を用いる。
お凌ぎは、那智勝浦のマグロの握り。
朝食は野米の炊きたてごはん、鯖のみりん干し、地元の豆腐店の冷奴、和歌山産ひじき煮、串本産釜揚げしらすなど。
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