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【栃木・日光】甲斐みのりがめぐる、近代建築再発見の旅|TRIP BASE STYLE presents
November 19, 2021 | Travel, Architecture, Design | PR | photo_Ryumon Kagioka text_Minori Kai editor_Keiko Kusano
首都圏からも行きやすい観光地として名高い日光。この地には近代建築のルーツの一端を担う建物の数々が、今でも大切に残されているのをご存知ですか? アントニン・レーモンドが手がけた〈イタリア大使館別荘〉から〈東武ワールドスクウェア〉まで、この地で見るべき建築スポットと当地の美味しいものを、新たな日光の拠点〈フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光〉に泊まりながら、文筆家・甲斐みのりさんがじっくり紹介していきます。
●世界建築博物館〈東武ワールドスクウェア〉で、名建築を俯瞰してみる
首都圏から車でも電車でも2時間ほどで到着し、修学旅行などの行き先としてもおなじみの日本を代表する観光地・日光。さらに少し先に進むと、江戸時代には幕府の要人や日光詣の僧侶のみ入浴が許されたという温泉街・鬼怒川温泉にいたる。
その鬼怒川に、建築好きの心をときめかせる見応えたっぷりの屋外型の世界建築博物館〈東武ワールドスクウェア〉があるのをご存知だろうか。日本、現代日本、アメリカ、エジプト、ヨーロッパ、アジア、地域ごとに分かれた園内には、名建築、遺跡、宮殿、高層タワー、ユネスコの世界文化遺産に登録されている48物件を含め、22カ国、100点以上の建造物が25分の1の縮尺で精巧に再現されている。
その鬼怒川に、建築好きの心をときめかせる見応えたっぷりの屋外型の世界建築博物館〈東武ワールドスクウェア〉があるのをご存知だろうか。日本、現代日本、アメリカ、エジプト、ヨーロッパ、アジア、地域ごとに分かれた園内には、名建築、遺跡、宮殿、高層タワー、ユネスコの世界文化遺産に登録されている48物件を含め、22カ国、100点以上の建造物が25分の1の縮尺で精巧に再現されている。
初めて訪れた際、世界の名建築でひとつの街並みが形成されている様にたちまち心を掴まれ、その後たびたび通うほどのファンに。建築、歴史、写真、旅、ミニチュア……あらゆる趣味を持つ大人から、世界に羽ばたく夢を見る子どもたちまで大興奮できるうえ、国内外の建築に対して学びを得られる。
通常では自分の目で全てをとらえきれない大規模な建築も、上から見下ろしたりぐるりと数歩で一周したり、視点を変えて全体像をつかみながらじっくりと鑑賞でき、気がつけばたちまち時間が過ぎてしまうほど。ガリバー旅行記の世界が現実にあったならば、きっとこんなふうだったろうと想像を膨らませながら名建築の合間を歩くと、なおのこと楽しい。
通常では自分の目で全てをとらえきれない大規模な建築も、上から見下ろしたりぐるりと数歩で一周したり、視点を変えて全体像をつかみながらじっくりと鑑賞でき、気がつけばたちまち時間が過ぎてしまうほど。ガリバー旅行記の世界が現実にあったならば、きっとこんなふうだったろうと想像を膨らませながら名建築の合間を歩くと、なおのこと楽しい。
それぞれに添えられた解説文には、建てられた年代や建築家だけでなく、ちょっとした豆知識が含まれているのも心嬉しい。
辰野金吾が手がけた「東京駅」と、フランク・ロイド・ライト設計の「旧帝国ホテル」が並んでいたり、通常ではありえない組み合わせの風景が見られるのも一興で、建築界のスター選手たちと並んで記念撮影できることにも気持ちが昂る。
辰野金吾が手がけた「東京駅」と、フランク・ロイド・ライト設計の「旧帝国ホテル」が並んでいたり、通常ではありえない組み合わせの風景が見られるのも一興で、建築界のスター選手たちと並んで記念撮影できることにも気持ちが昂る。
なかなか旅に出られないこの時期だからこそ、ミニチュアで追体験する世界旅行でも、大きく胸にせまるものがある。「サグラダ・ファミリア」「ミラノ大聖堂」「ノイシュバンシュタイン城」……いつか実際に訪れてみたいと、新たな旅に思いを馳せた。
〈東武ワールドスクウェア〉
栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1。9時〜17時(冬季:12月1日〜3月19日は9時30分〜16時まで)。大人当日券 2,800円。問い合わせ TEL 0288 77 1055。
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