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琉球フレンチの隠れた名店〈Alo Edesse(アロー・エデッセ)〉【沖縄シティガイド】
| Food, Travel | casabrutus.com | photo_Wataru Oshiro text_Akari Matsuura editor_Rie Nishikawa
沖縄本島東海岸のほぼ中央部、金武(きん)町にミシュランスターシェフ、ミシェル・ブラスの流れをくむ実力派シェフによるレストランがある。進化を続ける沖縄ガストロノミーにはまだまだ発見がある。
〈Alo Edesse(アロー・エデッセ)〉は、2022年に開業した天然温泉付きホテル内に店を構えるローカルガストロノミーレストラン。厨房の中心を担う山中貞之は、21世紀を代表するシェフのひとり、ミシェル・ブラスの料理哲学を汲む料理人だ。〈ミシェル・ブラス トーヤジャポン〉の初代料理長アレクサンドル・ブルタスに薫陶を受けて渡仏し、13年にわたりフランス料理の世界に身を呈してきた。
そんな山中シェフが今、追及するのは自然に寄り添いながら表現する唯一無二の 記憶に残る料理。フレンチの技法を軸に、東南アジアやアフリカなど、自身の旅を通じてインプットした料理のインスピレーションを巧みに融合。60種近くもの野菜やハーブ、金武町や沖縄に眠る食材の知られざる風味のエネルギーをふんだんに織り混ぜながら、美しいコース料理に仕立てる。
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