![沖縄ガストロノミーの新時代。国内外から注目されるレストラン〈Totto〉へ。【沖縄シティガイド】](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2025%2F02%2F0204totto_main.jpg&w=3840&q=75)
FOOD
沖縄ガストロノミーの新時代。国内外から注目されるレストラン〈Totto〉へ。【沖縄シティガイド】
February 7, 2025 | Food, Travel | casabrutus.com | photo_Wataru Oshiro text_Akari Matsuura editor_Rie Nishikawa
2022年、宜野湾市にオープンした〈Totto〉は地産や土地固有の食材をふんだんに使ったコース料理を提案するガストロノミーレストランのひとつ。沖縄出身の潮平里志シェフが沖縄の食のレベルを次の段階へと底上げしていく。
正直なところ〈Totto〉はかなりハードルが高い店だ。那覇の中心地から車で約30分の住宅街というロケーション、平日3日のみ開店、おまかせ1コースの19時一斉スタート、カウンター8席。それでもフーディーたちはこの店に惹きつけられるのだ。
オーナーシェフ潮平(しおひら)里志さんはイタリアで修行し、帰国後、那覇の名店〈BACAR〉の姉妹店である北谷町〈ARDOR〉のシェフを担った経験を持つ。コースは全7皿。イタリアンの手法をベースに、沖縄の野菜、ハーブ、スパイス、フルーツ、魚介や肉、シェフ自身が沖縄の土地土地で出合い、惚れ込んだ食材を季節折々の閃きと織り交ぜ、プレゼンテーションの仕方やアプローチの手法を変えながら提案する。
オーナーシェフ潮平(しおひら)里志さんはイタリアで修行し、帰国後、那覇の名店〈BACAR〉の姉妹店である北谷町〈ARDOR〉のシェフを担った経験を持つ。コースは全7皿。イタリアンの手法をベースに、沖縄の野菜、ハーブ、スパイス、フルーツ、魚介や肉、シェフ自身が沖縄の土地土地で出合い、惚れ込んだ食材を季節折々の閃きと織り交ぜ、プレゼンテーションの仕方やアプローチの手法を変えながら提案する。
メインで登場する「喜納農場のあぐー」の説明では、ついつい熱が入る。豚の腸内環境を良くすることで肉質が格段にアップすると、小麦や発酵飼料を餌に加えるなどして、1頭1頭大切に育てられているあぐー豚だ。
「豚肉特有のくさみがなく、脂身もスッキリとキレがいい。長期熟成にも向くので、2年前から実験的に生ハムづくりにも挑戦しています。これがまたすごい可能性を秘めている。近くお披露目できる日が来ると思うので楽しみにしていてください」(潮平シェフ)
「豚肉特有のくさみがなく、脂身もスッキリとキレがいい。長期熟成にも向くので、2年前から実験的に生ハムづくりにも挑戦しています。これがまたすごい可能性を秘めている。近くお披露目できる日が来ると思うので楽しみにしていてください」(潮平シェフ)
Loading...
Loading...
![](/_next/image?url=%2Fassets%2Fimages%2F1x1.gif&w=16&q=75)