FOOD
小寺慶子のレストラン予報|中野〈オレンガタン〉
『カーサ ブルータス』2025年2月号より
January 18, 2025 | Food | RESTAURANT FORECAST | photo_Kenya Abe text_Keiko Kodera
“微笑みの国” に行きタイ欲が心地よく満たされるでしょう。
東京のタイ料理が、多様性のもとにどんどん進化している。2024年は伝統的な料理に現代的な要素や独創性を加えたモダン・タイキュイジーヌの躍進が目立ったが、地域によっても異なるタイ料理の魅力を体感するなら、今年はまず〈オレンガタン〉を訪れることから始めたい。
中野の〈LOU〉といえば、日本のコーヒーカルチャーを牽引する松島大介さんが手がける人気カフェ。この場所が夜になると店名も雰囲気も一変。タイ東北部の料理に特化した店として営業する。
松島さんが「生活の一部だった」というほど通い詰めた下北沢のタイ料理店が2年前に閉店。もう一度、あの味をという願いがついに叶い、オープンした店ではトムセープヌアというイサーン地方の牛肉とハーブのスープや酸味と豚レバーを使ったサラダなどを小さめのポーションで供する。タイ料理特有の発酵感に寄り添うナチュラルワインも充実。丁寧な調理や生き生きとしたハーブ使いによって味の輪郭を際立たせたタイ料理が、2025年にブレイクすること間違いなしだ。
中野の〈LOU〉といえば、日本のコーヒーカルチャーを牽引する松島大介さんが手がける人気カフェ。この場所が夜になると店名も雰囲気も一変。タイ東北部の料理に特化した店として営業する。
松島さんが「生活の一部だった」というほど通い詰めた下北沢のタイ料理店が2年前に閉店。もう一度、あの味をという願いがついに叶い、オープンした店ではトムセープヌアというイサーン地方の牛肉とハーブのスープや酸味と豚レバーを使ったサラダなどを小さめのポーションで供する。タイ料理特有の発酵感に寄り添うナチュラルワインも充実。丁寧な調理や生き生きとしたハーブ使いによって味の輪郭を際立たせたタイ料理が、2025年にブレイクすること間違いなしだ。
[予算]1人5,500円~
2人で4、5皿とグラスワインを2杯ずつ注文した場合の目安。ボトルワインは8,000円台が中心。
[予約]できれば早めに
少人数であればスムーズに入店できる日もあるが、3人以上の場合は早めの予約が安心。
[ドレスコード]カジュアル
年齢層は幅広いが、客層はおしゃれ。気取らないカジュアルコーデで料理とお酒を楽しみたい。
2人で4、5皿とグラスワインを2杯ずつ注文した場合の目安。ボトルワインは8,000円台が中心。
[予約]できれば早めに
少人数であればスムーズに入店できる日もあるが、3人以上の場合は早めの予約が安心。
[ドレスコード]カジュアル
年齢層は幅広いが、客層はおしゃれ。気取らないカジュアルコーデで料理とお酒を楽しみたい。
小寺慶子
こでらけいこ 肉を糧に生きる肉食系ライター。趣味は肉旅(ミートリップ)と酒場で食べ物回文を考えること。「あれ食え、エクレア」、「年始にニシンね!」(二本立て)。