FOOD
ひと箱で2種類の味を楽しめる、桐箱入りの気品あふれるいなり寿司。【今日の逸品】
| Food | 今日の逸品 | casabrutus.com『お花見を彩るテイクアウトグルメ10。』より | photo_Satoshi Nagare text_Yumiko Ikeda editor_Ai Sakamoto styling_Misa Nishizaki
カーサ ブルータスの人気企画「10選」シリーズから、こだわりの逸品をジャンルレスに日替わりでご紹介します。
〈いなり和家〉の《いなり寿司》
桐箱入り30個9,800円。40個13,000円、50個15,000円などもある。サービス箱入りは20個4,000円～（すべて税込）。〈いなり和家（かずや）〉東京都目黒区八雲3-22-11。TEL 090 3349 3877。
桐箱の蓋を開けると、細身のいなり寿司がぎっしりと行儀よく並ぶ。看板は掲げずに、注文ごとに女将さんが丁寧に作って手渡しする逸品で、ひと箱で2種類の味を楽しめる。一方は、表面にも酢飯にも炒り胡麻をたっぷりとまぶし、香ばしさが食欲を誘う。もう一方は、酢飯に刻んだ生姜のガリを合わせて裏返したお揚げで包み、キリッと利かせた酢がアクセントに。秋冬は、生姜の代わりに柚子をふんだんに使う。口直しに添えられたガリと山椒も名脇役。4日前までに要予約。
