FOOD
【北海道】クリエイターが語る、今注目のカフェ6選|カフェ街ダイアリー
『カーサ ブルータス特別編集ムック カフェとベーカリー』より
June 16, 2024 | Food, Travel | カフェ街ダイアリー | text_Mariko Uramoto
歴史ある街のカフェには、それぞれのカラーがあるものです。今回は「北海道」の街に縁の深い、ブランディングディレクターの福田春美さんが、今注目のカフェを語ってくれました。
風土が育む、ハイレベルなコーヒーとお菓子に再注目。(福田春美)
札幌で育ち、現在も公私ともに北海道をよく訪れている福田春美さん。
「開拓時代、アメリカなどの生活文化を積極的に取り入れてきたため、本州とは異なる西洋的な風土が育まれています。私も幼い頃からネルドリップのカフェが身近にあって、親戚や友人と『うちはどこどこのコーヒーを使ってるよ』という話をよくしていました。乳製品や野菜が新鮮だから、どこのカフェに行っても、お菓子や食事がおいしい。それが当たり前と思っていたのですが、地元を離れて、そうじゃなかった、と食のレベルの高さを実感しました」
また、豊かな風景も見どころ。
「北海道はエリアごとにさまざまな景色を見せてくれます。特に根室や網走などを含む道東エリアは、かなりの “果て感” がある。ここで店を営まれる方たちは自分の世界を大事にされていて、温かな人が多いんです」
「開拓時代、アメリカなどの生活文化を積極的に取り入れてきたため、本州とは異なる西洋的な風土が育まれています。私も幼い頃からネルドリップのカフェが身近にあって、親戚や友人と『うちはどこどこのコーヒーを使ってるよ』という話をよくしていました。乳製品や野菜が新鮮だから、どこのカフェに行っても、お菓子や食事がおいしい。それが当たり前と思っていたのですが、地元を離れて、そうじゃなかった、と食のレベルの高さを実感しました」
また、豊かな風景も見どころ。
「北海道はエリアごとにさまざまな景色を見せてくれます。特に根室や網走などを含む道東エリアは、かなりの “果て感” がある。ここで店を営まれる方たちは自分の世界を大事にされていて、温かな人が多いんです」
福田春美
ふくだはるみ ブランディングディレクター。1968年北海道生まれ。ファッションやライフスタイルにまつわる商品開発、東京・神南にある茶食堂〈SAKUU 茶空〉、北海道・十勝〈MEMU EARTH HOTEL〉など施設のプロデュースも。Instagram: @haruhamiru