スターシェフの哲学が詰まったアジア初上陸〈ル・プリスティン東京〉。“没入型ガストロノミー”が〈ホテル虎ノ門ヒルズ〉を象徴する。
February 1, 2024 | Food, Design, Travel | PR | photo_Masanori Kaneshita text_Riko Saito
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オランダ出身で21世紀初頭における最も影響力のあるデザイナーの一人と言われるマーティン・バースが手がけた、〈クレイシリーズ〉のレセプションデスクが出迎えてくれるレストラン・エントランス。店内にはベルギーの本店と同じ北欧アーティストの作品に加え、日本の作家の作品も多数飾られている。
ホテルとレストランのデザインを手がけたのは、日本初進出となるデンマークのデザイナーユニット〈スペース・コペンハーゲン〉。シンプルで柔らかなデザインと落ち着いた色使いがくつろぎの時間を演出する。
カトラリーやテーブルウェアもベルギー本店と同じものを使用。お皿類は、日本の侘び寂びにインスパイアされたハーマンシェフがデザインし、ベルギーのインテリアブランド〈SERAX〉が製作した〈INKU〉シリーズ。和テイストを強く感じるこのシリーズは、日本出店の話が来るずっと前から本店で使用しているそう。
広々としたオープンキッチンのカウンターの上には、ハーマンシェフが一番のお気に入りだというアートが飾られている。人々がレストランで幸せな時間を過ごしているシーンを描いたこの絵は、ハーマンシェフが求める理想のレストランを象徴している。
細心の注意を払い、盛り付けをしていくセルジオ・ハーマンシェフ。鋭い眼差しの先には美味しい一皿が。
ハーマンシェフは、日本で出会う食材を積極的に料理に取り入れ、日々新たな味を創造している。
滞在中は、三つ星シェフの哲学と技をインターナショナルなスタッフに伝授することに多くの時間を割いている。
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