![西麻布〈N’onaka(ノナカ)〉でビストロにクラシック回帰|寺尾妙子のNEWSなレストラン](/_next/image?url=https%3A%2F%2Fwp2022.casabrutus.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F11%2F1107nonaka11_full.jpg&w=3840&q=75)
FOOD
西麻布〈N’onaka(ノナカ)〉でビストロにクラシック回帰|寺尾妙子のNEWSなレストラン
November 16, 2022 | Food | casabrutus.com | photo_Kayoko Aoki text_Taeko Terao editor_Rie Nishikawa
少量多皿のコース料理もいいけれど、アラカルトでガツンと好きなものを頼みたい。この10年以上、フレンチではクラシックなレストランの閉店が続き、イノベーティブな新店が目立つ。そんな中、フランスの郷土料理を出すビストロ〈N’onaka〉は希少な存在だ。
メニューにはクリーム煮込みのフリカッセ、ソーセージのブーダン・ブラン、若鶏のローストなど、フランスの日常の味が並ぶ。
「修業時代に最先端の料理を学んでも、自分が店を開く頃には古くなります。でも、定番ものはずっと変わらない。いつの時代にも食べたいものを求めた結果、クラシックな郷土料理にたどり着きました」
〈N’onaka〉オーナーシェフ、野中靖幸は語る。とはいえ、鶏肉がよく使われるフリカッセには仔ウサギを用い、現地らしさを演出。また、クリームは脂肪度の低いものを選び、バターは使わないなど、旧来のフランス料理と比べると格段に軽やかに仕上げている。
「しっかりボリュームのある盛り付けはビストロ風、中身は本格派。カジュアルなガストロノミーを目指しています」(野中)
「修業時代に最先端の料理を学んでも、自分が店を開く頃には古くなります。でも、定番ものはずっと変わらない。いつの時代にも食べたいものを求めた結果、クラシックな郷土料理にたどり着きました」
〈N’onaka〉オーナーシェフ、野中靖幸は語る。とはいえ、鶏肉がよく使われるフリカッセには仔ウサギを用い、現地らしさを演出。また、クリームは脂肪度の低いものを選び、バターは使わないなど、旧来のフランス料理と比べると格段に軽やかに仕上げている。
「しっかりボリュームのある盛り付けはビストロ風、中身は本格派。カジュアルなガストロノミーを目指しています」(野中)
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寺尾妙子
てらお たえこ 食ライターとして雑誌やWEBで執筆。好きな食材はごはん、じゃがいも、トリュフ。現在、趣味の茶の湯に邁進中。
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