FOOD
平野紗季子プロデュース。 “時”がテーマの和菓子店が期間限定オープン。
October 5, 2022 | Food, Design | casabrutus.com | text_Housekeeper
10月7日〜10月16日の期間限定で、〈グランドセイコー〉が和菓子店〈Grand Seiko 和菓子屋 とき〉を〈UNKNOWN HARAJUKU〉にオープン。フードエッセイスト・平野紗季子がクリエイティブデイレクターを務め、“時”をテーマにしたオリジナルの和菓子を販売します。
1960年の誕生以来、日本独自の美意識と精神性を体現してきた時計ブランド〈グランドセイコー〉が今回オープンするのはなんと和菓子店。フードエッセイスト・平野紗季子のプロデュースのもと、京都を拠点に活動する〈御菓子丸〉の杉山早陽子と完全予約制の茶寮〈菓子屋ここのつ〉の溝口実穂が開発した和菓子を、10月7日から10日間限定で楽しむことができる。
〈和菓子屋 とき〉がコンセプトとするのは“時を食(は)む”。「一瞬」、「一日」などを冠した和菓子は、時計づくりにおいて1秒1秒の精度を追求し続けてきた〈グランドセイコー〉ならではのアイディアだ。
〈和菓子屋 とき〉がコンセプトとするのは“時を食(は)む”。「一瞬」、「一日」などを冠した和菓子は、時計づくりにおいて1秒1秒の精度を追求し続けてきた〈グランドセイコー〉ならではのアイディアだ。
記憶に残る一瞬を菓子に込めて制作する〈御菓子丸〉の杉山早陽子が取り上げたのは「一瞬」と「一分」。
山葡萄の寒天と、ヨーグルトにカルダモンやレモンバーベナの風味を忍ばせた淡雪の二層で織りなす《一瞬 淡雪と山葡萄の寒天》は、秋ならではの味。まろやかな酸味と共に消える淡雪の先で、山葡萄の風味がじんわりとやってくる。そんな一瞬の味わいを堪能できる逸品だ。
わずか1分の間で刻々と表情が変わっていく陽の出の眩しさ。その移ろいを琥珀糖に落とし込んだ《一分 陽の出の琥珀糖》。檜とミントから、レモンと黒文字、パッションフルーツとフランボーズへとグラデーションされた、色調も味わいも美しい菓子となっている。
山葡萄の寒天と、ヨーグルトにカルダモンやレモンバーベナの風味を忍ばせた淡雪の二層で織りなす《一瞬 淡雪と山葡萄の寒天》は、秋ならではの味。まろやかな酸味と共に消える淡雪の先で、山葡萄の風味がじんわりとやってくる。そんな一瞬の味わいを堪能できる逸品だ。
わずか1分の間で刻々と表情が変わっていく陽の出の眩しさ。その移ろいを琥珀糖に落とし込んだ《一分 陽の出の琥珀糖》。檜とミントから、レモンと黒文字、パッションフルーツとフランボーズへとグラデーションされた、色調も味わいも美しい菓子となっている。
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