FOOD
京のおやつと箸休め|〈カフェ アアルト〉のブルーベリーパイ。
February 1, 2020 | Food, Design | casabrutus.com | photo_Kunihiro Fukumori text_Shoko Nishimura
フィンランド・ヘルシンキを代表する建築家アルヴァ・アアルトがデザインした〈アカデミア書店〉内のカフェメニューの中から、おやつにイチ押しのブルーベリーパイをご紹介。〈アカデミア書店〉内にある人気のカフェ〈カフェ アアルト〉が、昨年12月に京都に初上陸しました。世界初出店です!
ヘルシンキに次ぐ2号店があるのは市内の中心部の河原町エリア。朝食をはじめ、伝統的な料理のサーモンスープやオープンサンド、フィンランドスタイルのスイーツやドリンクを充実させ、このブルーベリーパイはカフェ アアルトで永年愛されて続けている定番スイーツを再現したもの。甘酸っぱいレアチーズのパイにみずみずしいブルーベリーをたっぷりトッピングした、シンプルで爽やかなスイーツだ。大ぶりながら甘さ控えめなのでぺろりといただけてしまう。
ドリンクメニューも充実しており、ブルーベリーパイには、コーヒーがおすすめ。〈カフェ アアルト〉のオーナーでソムリエでもあるマルコ・サラチーノが選んだコーヒーを提供し、京都店では本国のレシピをもとに吟味したという日本限定のコーヒーが楽しめる。マイルドで飲みやすく、フードにも合う。
ドリンクメニューも充実しており、ブルーベリーパイには、コーヒーがおすすめ。〈カフェ アアルト〉のオーナーでソムリエでもあるマルコ・サラチーノが選んだコーヒーを提供し、京都店では本国のレシピをもとに吟味したという日本限定のコーヒーが楽しめる。マイルドで飲みやすく、フードにも合う。
ここでは、空間やテーブルウェアにも注目してほしい。インテリアは、シンプルで機能美を追求した本国のカフェのデザインコードを踏襲。置かれている家具は、フィンランド店だけで使われているアアルトデザインの黒レザーに真鍮フレームの椅子や、大理石のテーブル、木の椅子をリプロダクトしたもの。象徴的な壁面の青いタイルもオマージュしてリプロダクトされたもので、京都店では青色の指定をわずかに変更しているなど、京都の色も取り入れている。テーブルウェアはジャスパー・モリソンのデザインによる〈イッタラ〉の〈Raami(ラーミ)〉の器を主に使っている。
料理も空間もシンプルで美しく、京都にいながらフィンランドの味が楽しめ、アルヴァ・アアルトの世界観をほっこり体感できる。
料理も空間もシンプルで美しく、京都にいながらフィンランドの味が楽しめ、アルヴァ・アアルトの世界観をほっこり体感できる。
