FASHIONPR
〈メゾン マルジェラ〉の新店が誕生。 揺るぎない哲学を表現した建築へ。
『カーサ ブルータス』2023年10月号より
September 10, 2023 | Fashion, Design | PR | photo_Shunya Arai (YARD) text_Masae Wako styling_Tamao Iida hair_Yusuke Morioka (eight peace) make-up_Suzuki model_Ayla Murray (image), LIAM (BRAVO)
8月10日、東京・表参道の〈メゾン マルジェラ〉が規模を拡大して移転オープン。その美しい建築や什器には、ジョン・ガリアーノが掲げる視覚的言語が表現されている。
8月10日、〈メゾン マルジェラ〉の新たな旗艦店が東京・表参道にオープンした。〈GYRE〉2階にあった店舗を1階へと拡大移転した空間は、約390㎡と国内最大級。奥行きのあるモダンな店内には、メゾンの最新コレクションや表参道店の限定アイテム、シグネチャーバッグ《5AC》から希少なアイウェアまでが揃う。贅沢なラインナップをゆっくり堪能できるのもうれしいが、見どころはそれだけじゃない。クリエイティブ・ディレクター、ジョン・ガリアーノが掲げるものづくりの哲学「視覚的言語(コード)」が、建築という形で表現されている。
例えば、あるものの機能やストーリーの記憶を呼び起こして新たな価値を見出すコード「メモリー・オブ」。店内に置かれたミラーやカウンターテーブルは、不完全なフォルムを再構築してできたもので、これらは、ガリアーノが愛するクラシック家具を彷彿させる。つまり建築空間における「メモリー・オブ」なのだ。
例えば、あるものの機能やストーリーの記憶を呼び起こして新たな価値を見出すコード「メモリー・オブ」。店内に置かれたミラーやカウンターテーブルは、不完全なフォルムを再構築してできたもので、これらは、ガリアーノが愛するクラシック家具を彷彿させる。つまり建築空間における「メモリー・オブ」なのだ。
Loading...