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T-HOUSE New Balanceでアパレルウェアがアートとなる驚きの仕掛け。
May 28, 2021 | Fashion, Architecture, Design | PR | text_Yoshinao Yamada
2021年より、〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉のアパレルラインのビジュアルを手掛ける注目アーティスト〈WORKSHOP™〉。〈T-HOUSE New Balance〉で、〈WORKSHOP™〉による驚きのインスタレーションが6月22日まで行われている。
展示されたウェアやシューズの本質を見せる、インダストリアルな装置。
2021年より〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉のアパレルラインのビジュアルを手掛けているアーティストが、WORKSHOP™(ワークショップトレードマーク)だ。その装置はアルミフレームや LED 蛍光灯、コードなどの無機質なマテリアルを用い、インダストリアルな構造やフォルムを強く意識したものだ。彼は、〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance 〉のアパレルラインを「〈ニューバランス〉のランニングシューズが現代のライフスタイルに欠かせないプロダクトに移行したように、スポーツウェアの構造(パターン、縫製、素材)をリデザインして、ライフスタイルウェア、ファッションウェアへと移行させたプロダクト」と語る。そして、その本質をこれまで、独自の装置を使って鋭く浮かび上がらせてきた。
日本橋浜町にあるコンセプトストア〈T-HOUSE New Balance〉では、現在、WORKSHOP™によるインスタレーション『temporary/ structure / laboratory』を開催している。今回のために制作された装置に加え、築122年の倉庫を再生した〈T-HOUSE New Balance〉の空間を活かす新たな演出も行っている。WORKSHOP™は展示を「プロダクトと空間が内包するイメージの断面を表出し、構造体を介して結合させる実験」だという。
日本橋浜町にあるコンセプトストア〈T-HOUSE New Balance〉では、現在、WORKSHOP™によるインスタレーション『temporary/ structure / laboratory』を開催している。今回のために制作された装置に加え、築122年の倉庫を再生した〈T-HOUSE New Balance〉の空間を活かす新たな演出も行っている。WORKSHOP™は展示を「プロダクトと空間が内包するイメージの断面を表出し、構造体を介して結合させる実験」だという。
〈T-HOUSE New Balance〉の特徴を生かしたインスタレーション。
WORKSHOP™は、〈T-HOUSE New Balance〉をどのような空間だと捉えているのだろうか。
「和洋の建築構造を立体的に配置することで、多層的な拡張性を持つミニマルな空間です。そのモジュール性や構造のレイヤー、そして日本の伝統的な要素をベースに、アルミフレームの拡張性と調和を意識しました。結果として、アルミフレームにマウントされたプロダクトが空間とつながり、そこで変化がもたらされるのではないでしょうか」
その調和のために、既存のスポット照明はLED蛍光灯に変更した。設置にあたって、〈T-HOUSE New Balance〉の特徴である柱の貫穴を利用し、空間のもつ拡張性に応えた。音響は雅楽、ししおどしや現代的環境音からイメージした正弦波やノイズをモジュラーシンセでプリミティブに構成している。〈T-HOUSE New Balance〉とWORKSHOP™の融合はどのように果たされたか。ぜひ足を運んで、その空間を目撃してほしい。
「和洋の建築構造を立体的に配置することで、多層的な拡張性を持つミニマルな空間です。そのモジュール性や構造のレイヤー、そして日本の伝統的な要素をベースに、アルミフレームの拡張性と調和を意識しました。結果として、アルミフレームにマウントされたプロダクトが空間とつながり、そこで変化がもたらされるのではないでしょうか」
その調和のために、既存のスポット照明はLED蛍光灯に変更した。設置にあたって、〈T-HOUSE New Balance〉の特徴である柱の貫穴を利用し、空間のもつ拡張性に応えた。音響は雅楽、ししおどしや現代的環境音からイメージした正弦波やノイズをモジュラーシンセでプリミティブに構成している。〈T-HOUSE New Balance〉とWORKSHOP™の融合はどのように果たされたか。ぜひ足を運んで、その空間を目撃してほしい。
WORKSHOP™
ワークショップトレードマーク。桑沢デザイン研究所卒業後、アパレルブランドで企画デザインを担当したのち独立。自らの展示会用の 什器制作をスタートさせ、2017 年にはレーベルやクリエイターとのコラボレーションによる什器製作と空間構成を展開。 2019 年に WORKSHOP™ 名義で活動を開始し、工業的かつ構造的アプローチの解釈を組み込んだアートの製作と展示を行う。
T-HOUSE New Balance
東京都中央区日本橋浜町3-9-2。TEL 03 6231 1991。11時〜14時、15時〜19時(月・火曜)11時〜19時(金〜日曜)。水・木曜休。『temporary/ structure / laboratory』は5月21日〜6月22日。最新の商品情報や展示企画などは随時〈T-HOUSE New Balance〉のインスタグラム(@newbalance_t_house)にて配信されます。