DESIGN
新派の殿堂〈明治座〉が〈チームラボ〉とコラボ!?
February 1, 2019 | Design | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
創業145周年を迎えた〈明治座〉が〈チームラボ〉とコラボした、新しい緞帳を常設します。デジタルで描き出される明治時代の日本橋の町の賑わい、味わってみませんか?
東京で最も長い歴史を持つ劇場〈明治座〉が、数々のアートで世界中を魅了し続けるアート集団〈チームラボ〉とコラボ。4月11日より、デジタルテクノロジーによって、〈明治座〉が誕生した文明開化頃の日本橋の町の賑わいが描き出す新たな緞帳が公開される。
舞台空間と客席の間を隔てる緞帳は、劇場にとって “顔”。観客をエンターテインメントの世界へ誘う最初の舞台装置として重要な役割を担うとともに、職工の手により彩糸一本一本が織り込まれた、アート作品でもある。
今回、〈チームラボ〉が手がける蚊帳は、伝統的な緞帳のきめ細やかな装飾をデジタルテクノロジーによる映像表現で再構築。4K解像度と同等の高画質にて制作した、縦7m×横 20m の緞帳には、〈明治座〉が誕生した文明開化頃の〈喜昇座〉(当時の〈明治座〉)を中心とした、日本橋の町並みと人々の営みがダイナミックに、繊細に再現される。
舞台空間と客席の間を隔てる緞帳は、劇場にとって “顔”。観客をエンターテインメントの世界へ誘う最初の舞台装置として重要な役割を担うとともに、職工の手により彩糸一本一本が織り込まれた、アート作品でもある。
今回、〈チームラボ〉が手がける蚊帳は、伝統的な緞帳のきめ細やかな装飾をデジタルテクノロジーによる映像表現で再構築。4K解像度と同等の高画質にて制作した、縦7m×横 20m の緞帳には、〈明治座〉が誕生した文明開化頃の〈喜昇座〉(当時の〈明治座〉)を中心とした、日本橋の町並みと人々の営みがダイナミックに、繊細に再現される。
また、緞帳の中の景色と人々の営みは、実際の時間や季節、天候に連動。実際の日の出とともに明るくなり、日の入りが近づくと夕焼けに。また、夜が深くなるにつれ暗くなり、実際に雨が降っているなら緞帳の中の世界でも雨が降る。
蚊帳の中の世界は、1日を、また1年を通して永遠に刻々と移ろい続ける。明治6年創業の〈明治座〉で、伝統と革新が織りなす新しい芸術体験をしゃれこんでみたい。
蚊帳の中の世界は、1日を、また1年を通して永遠に刻々と移ろい続ける。明治6年創業の〈明治座〉で、伝統と革新が織りなす新しい芸術体験をしゃれこんでみたい。