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バカラで彩るインテリア術|第2回 リビング
November 26, 2018 | Design | PR | photo_Satoshi Nagare styling_Masato Kawai text_Takahiro Tsuchida
深く美しい透明感を備えたクオリティーの高いクリスタルの代名詞として、長い歴史を刻んできた〈バカラ〉。その上質さに触れる機会は、もっと日常であっていい。〈バカラ〉のある暮らしのヒントを紹介するシリーズ、第2回はリビング編です。
250年以上の長い歴史をもつ〈バカラ〉は、そのルーツであるフランスをはじめ、多くの国々で優雅に暮らしを彩ってきた。さらに現在は気鋭のデザイナーを起用するケースも増え、リラックスしたリビングルームにふさわしいアイテムもいっそう充実している。ユニークなモチーフ、鮮やかな色使い、そしてクリスタルならではの輝きが、日々の暮らしに幸福感をもたらしてくれる。
壁の中央に暖炉があるリビングルームは、シンメトリーに家具を配置するのがスタンダードだが、あえてバランスを崩すほうが親しみやすい空間になる。クリスタルのペンダントライト《ミルニュイ》と大理石のテーブルは部屋の中央に寄せ、それを囲むように大小の椅子をレイアウト。差し色として使うのは、キャンディーカラーのサイドテーブルやモダンなキッズ・ファニチャー。壁際に置いたフロアランプやテーブルランプは、印象的な間接光のシルエットを壁面に放っている。
〈バカラ〉のペンダントランプ《ミルニュイ》は、花のように広がったフォルムにプリーツのようなカットが施され、部屋全体に光を拡散させる。比較的シンプルなデザインだが、華やかな存在感はシャンデリアに通じるものがある。設置する位置や高さ、ランプの大きさに変化を与えることで、場所によって違った風景が見えてくるという魅力も。透明のコードもクリスタルになじんでいる。
暖炉の上を飾るのは、迫力ある鷲の姿をかたどったオーナメント《アンペラトールイーグル》や、ユーモラスなオブジェ《まねき猫》。〈バカラ〉には、こうしたインテリアアクセサリーを集めて、空間の中に飾りたくなる魅力がある。家族のアニバーサリーや記念日に合わせてコレクションを増やしていくのも楽しい。さりげない上質感は、このブランドならではのものだろう。
スペイン出身のデザイナー、ハイメ・アジョンらしい造形感覚が発揮された〈クリスタル キャンディセット〉の《ヌークリアポメグラナート》は、世界で25点限定販売のリミテッドエディション。クリアとレッドの二層に仕上げた被せクリスタルに、セラミックを組み合わせている。一種のアートピースでありながら、誰もが微笑んでしまうようなユーモラスさを兼ね備えた逸品だ。こうしたオブジェは、美術館やギャラリーよりも、日常の空間において本当の魅力を発揮するに違いない。
こちらもハイメ・アジョンがデザインした、シリアルナンバー入りの《ズー ダック》。魚の鱗のような陶磁製の台座と、手の込んだレリーフを施したクリスタルが、互いの素材感を際立たせる。中には子どもたちの宝物を入れてもいいし、ジュエリーや腕時計を収めてもいい。エレガンスとカジュアルさを併せ持つデザインは、ハイメ・アジョンが得意とするところでもある。
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