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現代作家8人の手により、琉球古陶器が復刻されました。
May 5, 2015 | Design | a wall newspaper | photo_Kengo Tarumi text_Rie Nishikawa
約400年の歴史を持つという沖縄の陶器。琉球王朝の古作をはじめ、17世紀の壺屋焼に倣ったものなど、さまざまな美しい陶器が復刻されました。
琉球ポタリー〈温故知新〉シリーズは現代の作家が琉球古陶を復刻させたもの。古陶といっても、琉球王朝時代の美しい作品から、近代になって生産された壺屋焼まで、さまざまなものがある。そのほとんどが博物館や民藝館などに収蔵されている名作ばかり。この中から作家たちが忠実に再現したものもあれば、現代の技法で復刻したもの、古陶からインスパイアされて制作されたものもあるのだという。
参加したのは沖縄を代表する作家から若手までの8人。もとになった作品は博物館に収蔵された現物のみ、写真だけのものも多く、土、成形、釉薬、絵付け、窯焚きとすべてが困難の連続だったという。
窯を修理し、赤絵の作品を手がけたのは上江洲茂生さん。主流のガス窯ではなく、薪を使って赤絵を作るのは日本でもひとりとか。
「10年くらいやってなかったから。ガス窯だと赤のツヤが違う。薪でやったほうが艶が出なくていい」
参加したのは沖縄を代表する作家から若手までの8人。もとになった作品は博物館に収蔵された現物のみ、写真だけのものも多く、土、成形、釉薬、絵付け、窯焚きとすべてが困難の連続だったという。
窯を修理し、赤絵の作品を手がけたのは上江洲茂生さん。主流のガス窯ではなく、薪を使って赤絵を作るのは日本でもひとりとか。
「10年くらいやってなかったから。ガス窯だと赤のツヤが違う。薪でやったほうが艶が出なくていい」
「復刻は難しすぎて無理だと思っていましたが、ほかの方たちの仕事が刺激になりました」と言うのは読谷山焼・北窯の松田米司さん。
「古陶にあこがれて楽しみつつ作りましたが、改めて沖縄の焼き物の素晴らしさが心に残りました」と読谷山焼・北窯の松田共司さん。
このシリーズで復刻したものは全120種類約340点。すべて手作りの一点物である。スタートしたばかりのこのシリーズに注目です。さあ、どれから買おうかな。
「古陶にあこがれて楽しみつつ作りましたが、改めて沖縄の焼き物の素晴らしさが心に残りました」と読谷山焼・北窯の松田共司さん。
このシリーズで復刻したものは全120種類約340点。すべて手作りの一点物である。スタートしたばかりのこのシリーズに注目です。さあ、どれから買おうかな。
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