DESIGN
〈nendo〉が炭酸水のグラスボトルをデザイン。
June 13, 2018 | Design, Food | casabrutus.com | photo_ Akihiro Yoshida text_ Aya Hasegawa
〈い・ろ・は・す〉初となるグラスボトル入り炭酸水が誕生。nendoはボトル全体を「波紋」で覆うことで、生まれたての水の表情を表現した。
ミネラルウォーターブランド〈い・ろ・は・す〉から、ブランド初となるグラスボトル入り炭酸水《い・ろ・は・す グラススパークリングウォーター》が誕生。厳選された富山県砺波の天然水をベースにほどよい刺激の炭酸を加え、多彩な料理にマッチするやさしい口当たりの炭酸水に仕上げた。
ボトルを「波紋」で覆うことで、生まれたての生き生きとした水の表情を表現したグラスボトルのデザインは、佐藤オオキが代表として活躍するデザインオフィス〈nendo〉がデザインを担当。さまざまな料理とともに、さまざまなシーンで提供されることを想定したデザインとなっている。
佐藤氏は「重なりあった波紋の凹凸によって、中に重鎮された水が活力に満ちて見えるだけでなく、ボトルを手に持った際も滑りにくくなります」とコメント。製品名は縦に配置することで日本らしさを表現。「必要以上に色を使わないことで、カラフルな多色印刷に比べて環境に配慮すると共に、水の純粋さを表現」(佐藤オオキ)したと言う。
また、日々の生活の中での身近な存在になるよう、日常の中でのタッチポイントを増やしたいと、ボトルと同じテクスチャーを用いた専用グラスや、波紋がそのまま広がったようなコースターも合わせてデザインした。
なお炭酸水は、ホテル・レストランなどの料飲店向けの販売となり、一例として、〈ホテル椿山荘東京〉のそば処《無茶庵》にて、テーブルウォーターとして採用されている。なお、草月会館の2階に位置するカフェ《connel coffee》でも販売中だ。
なお炭酸水は、ホテル・レストランなどの料飲店向けの販売となり、一例として、〈ホテル椿山荘東京〉のそば処《無茶庵》にて、テーブルウォーターとして採用されている。なお、草月会館の2階に位置するカフェ《connel coffee》でも販売中だ。