DESIGN
試して買える、量って買える、日用品の店が横浜にオープン。
『カーサ ブルータス』2018年4月号より
March 15, 2018 | Design | a wall newspaper | photo_Ayumi Yamamoto text & editor_Wakako Miyake
アーティストユニットと建築家の3人が作った日用品店には、買い物だけでない、店の新たな概念を発見できる楽しみも満載。
横浜駅からバスで約20分。サバービアな雰囲気あふれる幹線道路沿いに、「八反橋フードセンター」というレトロな看板が現れる。ここは築約50年の元日用品市場。その一角に登場したのが、“これまでにない”日用品店〈DAILY SUPPLY SSS〉だ。
主宰しているのは、アーティストユニットLPACK.と建築家・敷浪一哉。入口を入って正面にはキッチンカウンターがあり、その前にはフリースペースとなる大きなテーブルがある。ここを囲んで食料品から、洗剤などの消耗品、アーティストが海外から買い付けてきた雑貨、作家物のプロダクト、見る日用品としてのアートなど「日用品」をキーワードとした様々なモノが並ぶ。そして “これまでにない”のひとつに、試せるというコンセプトがある。キッチンではショップで扱う食材や道具を活用して、食事やドリンクを提供。また米や味噌などは量り売りで、少量から購入することができる。つい決まった銘柄を買いがちなものでも、少しだけ試せるならば新しく挑戦することができ、日常にちょっとした刺激をもたらしてくれるのではないか、というのがその理由だ。
主宰しているのは、アーティストユニットLPACK.と建築家・敷浪一哉。入口を入って正面にはキッチンカウンターがあり、その前にはフリースペースとなる大きなテーブルがある。ここを囲んで食料品から、洗剤などの消耗品、アーティストが海外から買い付けてきた雑貨、作家物のプロダクト、見る日用品としてのアートなど「日用品」をキーワードとした様々なモノが並ぶ。そして “これまでにない”のひとつに、試せるというコンセプトがある。キッチンではショップで扱う食材や道具を活用して、食事やドリンクを提供。また米や味噌などは量り売りで、少量から購入することができる。つい決まった銘柄を買いがちなものでも、少しだけ試せるならば新しく挑戦することができ、日常にちょっとした刺激をもたらしてくれるのではないか、というのがその理由だ。
将来的には量り売りできないプロダクトもレンタルし、試してから購入を検討してもらうスタイルの導入も考えているとのこと。また、アーティストらが店にいるときもあり、コミュニケーションを生み出す場ともなっている。日用品を媒介とした、横浜の新たなカルチャースポットの誕生だ
LPACK.です。 コーヒーもどうぞ。
DAILY SUPPLY SSS
2018年1月30日開店。●神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1802-1八反橋フードセンター SS Suburb TEL 045 516 4829。12時〜17時。日曜・月曜・祝日休。