DESIGN
デザインみやげ #04 ジョエ・コロンボの《2in1 Vase》
December 14, 2017 | Design | casabrutus.com | photo_Naoki Seo styling_Yumi Nakata text&editor_Wakako Miyake
1936年に磁器メーカーとして創業され、60年代に一度閉鎖されたものの2012年に復活した、デンマークの〈リュンビュー ポーセリン〉。バウハウスの流れを組む工房による、イタリアのデザイナー、ジョエ・コロンボのフラワーベースを。
年末年始のご挨拶には、唯一無二の花器を手土産に。
1930年にイタリア・ミラノで生まれたジョエ・コロンボがデザイナーとして活躍したのはわずか10年あまり。1962年に自身のデザイン事務所を設立し、1971年にこの世を去った。その短い期間に様々な名作が誕生。MoMAのパーマネントコレクションでもある、多機能に収納できる《ボビーワゴン》、1967年にコンパッソドーロを受賞した、シェードから電球がのぞく照明《スパイダー》などの印象深いデザインは、今なおデザイン好きの人々に愛されている。この《2in1 ベース》もそのひとつ。1965年にデザインされた、ユニークな機能性を持つフラワーベースだ。
コロンボもミッドセンチュリー期に活躍した他のデザイナーと同様、機能的かつ公平であること、モダンであることを重視していて、このプロダクトにもその精神が表れている。一番の特徴は、2つのグラスが底で一体となり、どちら側からでも使えること。それぞれカップのサイズが異なるので、上下どちら側を使うか選べるという、機能を限定しないフレキシブルさがある。高さ18cmのSサイズはブルー/クリア、クリア/クリアの2色展開、高さ22cmのLサイズはバーガンディー/クリア、クリア/クリア、グリーン/クリアの3色展開で、ゆるやかな曲線を描く形は花を入れたときも、何も入れずにオブジェとして飾ったときにも美しい造形になっている。ゲストを迎えたり、花を贈られる機会の多い年始時期の贈り物にも最適。
コロンボもミッドセンチュリー期に活躍した他のデザイナーと同様、機能的かつ公平であること、モダンであることを重視していて、このプロダクトにもその精神が表れている。一番の特徴は、2つのグラスが底で一体となり、どちら側からでも使えること。それぞれカップのサイズが異なるので、上下どちら側を使うか選べるという、機能を限定しないフレキシブルさがある。高さ18cmのSサイズはブルー/クリア、クリア/クリアの2色展開、高さ22cmのLサイズはバーガンディー/クリア、クリア/クリア、グリーン/クリアの3色展開で、ゆるやかな曲線を描く形は花を入れたときも、何も入れずにオブジェとして飾ったときにも美しい造形になっている。ゲストを迎えたり、花を贈られる機会の多い年始時期の贈り物にも最適。
ノマド
TEL 03 6407 1073
