DESIGN
Good TOOLS For Me|愛用の重箱を教えてください。
『カーサ ブルータス』2018年1月号より
December 17, 2017 | Design | a wall newspaper | editor_Yuka Uchida
毎回、3人のゲストに愛用の日用品を教えてもらうコーナー。今回のテーマは、年末年始だけでなく、日常でも活躍する重箱です。
〈ヤマザキデザインワークス〉の桝重。
数年前、国立にある雑貨店〈musubi〉で一目ぼれをしたのがきっかけ。手にしてからは日々、大活躍です。重箱好きでいつの間にか我が家に並ぶ重箱は10個以上。なかでも、この桝重は間違いなく1番の活躍選手です。塗りが施されていないので、白木の優しさが際立ち、程よくカジュアルな雰囲気に。とある日は、卯の花やきんぴら、卵焼きなど和のおかずを。またある日は、パンに合わせて、パテを数種、カップに詰めて。はたまたある日は、小さなおかずを数種とご飯を盛り合わせてお弁当仕立てに。
桝重に盛ると、どんなお料理も程よく澄まし顔になる、桝重マジック。おせちのようにギュッと詰めるもよし、余白を生かして、ゆったり詰めるもよし。小さなグラスやお猪口、豆皿などを器代わりに、箱詰めを楽しんでいます。実は一番のおすすめは、おにぎり。お米の水分を絶妙に保湿してくれるので、時間を経てもしっとり、もっちり。むしろ時間がたったからのおいしさ。そしてほんのりと檜の香りに包まれて。極上の白おにぎりに昇華します。
桝重に盛ると、どんなお料理も程よく澄まし顔になる、桝重マジック。おせちのようにギュッと詰めるもよし、余白を生かして、ゆったり詰めるもよし。小さなグラスやお猪口、豆皿などを器代わりに、箱詰めを楽しんでいます。実は一番のおすすめは、おにぎり。お米の水分を絶妙に保湿してくれるので、時間を経てもしっとり、もっちり。むしろ時間がたったからのおいしさ。そしてほんのりと檜の香りに包まれて。極上の白おにぎりに昇華します。
いづいさちこ〈くにたちの食卓 いづい〉主宰
料理家。料理教室やイベントなどを行う食のギャラリー〈くにたちの食卓 いづい〉を東京・国立で主宰。著書に『箱詰めもてなしレシピ』(誠文堂新光社)など。
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