Casa BRUTUS
DESIGN

舘鼻則孝や上出惠悟らが工芸の概念を広げる「GO FOR KOGEI」で北陸を楽しもう。

| Design, Art, Travel | casabrutus.com | text_Naoko Aono   editor_Keiko Kusano

漆芸ややきものなど、さまざまな工芸の技が受け継がれてきた北陸。その北陸を舞台に、工芸の枠を広げる芸術祭が開かれています。歴史ある街並みを歩くのも楽しい祭りです。

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Photo Gallery

  • 松本勇⾺《スカイネッコ》2025年。〈富山港展望台〉（富山市東岩瀬町海岸通り5）に現れた、藁でできた巨大なネコ。木や竹でできた内部の構造体を作るところから、地域の人とともに作業して制作している。近づいてみると、薄目を開けた目の部分から瞳が見える。松本は同様に藁でできた巨大な牛を〈旧林医院〉（富山市東岩瀬町273）前に展示している。
  • 三浦史朗＋宴KAIプロジェクトの展⽰⾵景。壁に上出惠悟の水墨画《夢の香》が描かれている。
  • 上出惠悟《卯辰山望湖台》2025年。卯辰山は金沢城の向かい側にあることから「向かい山」とも呼ばれ、当時は警護上の理由で入山が禁じられていた。「夢香山」（むこうやま）などさまざまな異名は人々の卯辰山への思いを物語る。
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