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〈フリッツ・ハンセン〉のベストセラー《セブンチェア》。この名前の由来は?【今日のカーサ検定】
| Design | 今日のカーサ検定 | casabrutus.com『【フリッツ・ハンセン検定】多くのマスターピースを誇るブランドの歴史と今を学ぶ。』より | PR | text_Takayuki Tsuchida editor_Keiko Kusano, Housekeeper Illustration_Masatoshi Tabuchi
カーサ ブルータスの人気企画「検定」シリーズから、建築やデザインにまつわるクイズを日替わりで出題します! 今日は【フリッツ・ハンセン検定】から一問。
● 【フリッツ・ハンセン検定】多くのマスターピースを誇るブランドの歴史と今を学ぶ。
【問題】
〈フリッツ・ハンセン〉の椅子のベストセラーといえば《セブンチェア》。この名前の由来と言われているのは?
(A)背もたれの形が「7」に似ているから
(B) 7回の試作を経て完成したから
(C)品番の数字から
↓
↓
↓
正解は……
「(C)品番の数字から」
です。
《セブンチェア》の最もオーソドックスなモデルの品番は「3107」。この下1桁の「7」が名前の由来だという説が有力です。キャスター付きは《3117》、アーム付きは「3207」というふうに、《セブンチェア》のバリエーションはどれも下1桁が「7」になっています。
この椅子をデザインしたアルネ・ヤコブセンは、シートに成形合板を用いた《アリンコチェア》を1952年に発表し、その3年後に座り心地を向上した発展形として《セブンチェア》が登場しました。
「成形合板」とは、薄い板を重ねて高圧で成形して作る素材のこと。2025年には70周年のアニバーサリーを迎える椅子であり、今までに計700万脚以上が出荷された大ヒット製品です。ちなみに、《セブンチェア》は合板を「7層」ではなく「9層」で作っています。
〈フリッツ・ハンセン〉の椅子のベストセラーといえば《セブンチェア》。この名前の由来と言われているのは?
(A)背もたれの形が「7」に似ているから
(B) 7回の試作を経て完成したから
(C)品番の数字から
↓
↓
↓
正解は……
「(C)品番の数字から」
です。
《セブンチェア》の最もオーソドックスなモデルの品番は「3107」。この下1桁の「7」が名前の由来だという説が有力です。キャスター付きは《3117》、アーム付きは「3207」というふうに、《セブンチェア》のバリエーションはどれも下1桁が「7」になっています。
この椅子をデザインしたアルネ・ヤコブセンは、シートに成形合板を用いた《アリンコチェア》を1952年に発表し、その3年後に座り心地を向上した発展形として《セブンチェア》が登場しました。
「成形合板」とは、薄い板を重ねて高圧で成形して作る素材のこと。2025年には70周年のアニバーサリーを迎える椅子であり、今までに計700万脚以上が出荷された大ヒット製品です。ちなみに、《セブンチェア》は合板を「7層」ではなく「9層」で作っています。
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