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〈ルイスポールセン〉の傑作ペンダントライト《PH 5》のフォルムは何を実現した?【今日のカーサ検定】

| Design | 今日のカーサ検定 | casabrutus.com『【ルイスポールセン検定】北欧の照明デザインの名作を辿る。』より | text_Takahiro Tsuchida   illustration_Yu Nagaba supported by louis poulsen

カーサ ブルータスの人気企画「検定」シリーズから、建築やデザインにまつわるクイズを日替わりで出題します! 今日は【ルイスポールセン検定】から一問。

● 【ルイスポールセン検定】北欧の照明デザインの名作を辿る。

● 【ルイスポールセン検定】北欧の照明デザインの名作を辿る。
【問題】
〈ルイスポールセン〉といえば、1958年にポール・ヘニングセンがデザインしたペンダントライトの傑作《PH 5》が特に有名です。この独特のフォルムが実現したこととは?


(A)まぶしさを抑えた

(B)消費電力を減らした

(C)掃除を簡単にした



  ↓

  ↓

  ↓




正解は……

「(A)まぶしさを抑えた」

です。


《PH 5》は、まぶしい光源がどの方向からも直接見えないように、4枚のシェードと2枚の小さな反射板、1枚のフロストガラスを組み合わせた構造。金属製のシェードが光源を覆っているので、暗い照明になってしまいそうですが、実際には十分な明るさがそなわっています。

デザイナーのポール・ヘニングセンは、光が反射する角度を適切にコントロールするために、巻貝などにも見られる対数螺旋のカーブをシェードに取り入れました。この特殊な曲面によって、光源の光は効率よく下向きに降り注ぎ、テーブルの上を明るく照らすのです。その効果を最大限にするには、テーブルから60cm程度という少し低めの位置に吊るのが理想的。

部屋をバランスよく明るくするには、フロアライトやデスクライトなどをコーナーごとに取り入れましょう。複数のライト・エリアを作ることで、室内に立体感が生まれ、居心地のいい空間にすることができます。
〈ルイスポールセン〉の傑作ペンダントライト《PH 5》のフォルムは何を実現した?【今日のカーサ検定】
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