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“ごちゃごちゃ”が生み出すデザインと人との出会い。大阪のコワーキングスペース《JAM BASE》がメンバーを募集中。
| Design, Architecture, Culture | PR | photo_Haruhi Okuyama text_Mariko Uramoto
2024年9月に開業した話題の〈グラングリーン大阪〉の中核を担う〈JAM BASE(ジャムベース)〉。コワーキングスペースやレンタルオフィス、貸会議室、交流スペースを集約したこの施設は “ごちゃごちゃ” がテーマだという。施設のコンセプトを形にしたデザイナーの稲垣誠にこれからの働く場のあり方や〈JAM BASE〉の遊び心溢れる魅力について話を聞いた。
何かが始まる予感がする “ごちゃごちゃ”。
〈グラングリーン大阪〉のイノベーション支援施設 〈JAM BASE〉。ここにはコワーキングスペースや家具付きのレンタルオフィス、会員制交流スペース、イベントにも対応する貸会議室を含むイノベーション活動の中心となる施設が集積している。
中に入ると、ガラス張りの部屋が多く、また共用部のあちこちから各フロアを階段で行き来する人の様子が見え、一般的に想像するワークスペースとは違う開放的な印象を受ける。この独特のムードは、「ごちゃごちゃ」というコンセプトから生まれたものだという。
「〈グラングリーン大阪〉は緑とイノベーションの融合による豊かな未来生活というテーマを掲げています。緑豊かな〈うめきた公園〉に隣接する〈JAM BASE〉からイノベーションを起こすには人と人の交わりが必要。交流を促す空間をつくるには何が必要かと考えた時に、出てきたキーワードが “ごちゃごちゃ” でした」とデザイナーの稲垣誠。
一般的な働くための施設は、どちらかというと整備された形にすることが多いが、それをあえて、ごちゃごちゃにする。そこには人々の交流を促すという目的があったのだ。
「新たな仕事って人と人との繋がりによって生まれることが多いですよね。でも、小割りのレンタルオフィスでは交流は生まれにくい。雑多な雰囲気の方が入居者同士の気軽な会話が弾むはず。だから、デザインによって、活発なコミュニケーションが生まれる空間を目指しました」
建物のコンセプトを象徴するのが、4階から7階を貫く巨大な吹き抜け。ストンと縦に抜けているのではなく、各フロアが少しせり出したり、引っ込んだり、ずらして配置されている。
「下から見上げたとき、上から見下ろしたときに人の気配が感じられ、賑わいが伝播するつくりになっています」
また、各フロアをつなぐ階段は踊り場を広く設けた。
「上・下階を行き来するためではなく、すれ違った時に立ち話ができるような、会話が弾むようなコミュニケーションの場にしました。別のフロアにいても “おーい” と声をかければ、耳に届くスケール感も特徴です」
〈グラングリーン大阪〉のイノベーション支援施設 〈JAM BASE〉。ここにはコワーキングスペースや家具付きのレンタルオフィス、会員制交流スペース、イベントにも対応する貸会議室を含むイノベーション活動の中心となる施設が集積している。
中に入ると、ガラス張りの部屋が多く、また共用部のあちこちから各フロアを階段で行き来する人の様子が見え、一般的に想像するワークスペースとは違う開放的な印象を受ける。この独特のムードは、「ごちゃごちゃ」というコンセプトから生まれたものだという。
「〈グラングリーン大阪〉は緑とイノベーションの融合による豊かな未来生活というテーマを掲げています。緑豊かな〈うめきた公園〉に隣接する〈JAM BASE〉からイノベーションを起こすには人と人の交わりが必要。交流を促す空間をつくるには何が必要かと考えた時に、出てきたキーワードが “ごちゃごちゃ” でした」とデザイナーの稲垣誠。
一般的な働くための施設は、どちらかというと整備された形にすることが多いが、それをあえて、ごちゃごちゃにする。そこには人々の交流を促すという目的があったのだ。
「新たな仕事って人と人との繋がりによって生まれることが多いですよね。でも、小割りのレンタルオフィスでは交流は生まれにくい。雑多な雰囲気の方が入居者同士の気軽な会話が弾むはず。だから、デザインによって、活発なコミュニケーションが生まれる空間を目指しました」
建物のコンセプトを象徴するのが、4階から7階を貫く巨大な吹き抜け。ストンと縦に抜けているのではなく、各フロアが少しせり出したり、引っ込んだり、ずらして配置されている。
「下から見上げたとき、上から見下ろしたときに人の気配が感じられ、賑わいが伝播するつくりになっています」
また、各フロアをつなぐ階段は踊り場を広く設けた。
「上・下階を行き来するためではなく、すれ違った時に立ち話ができるような、会話が弾むようなコミュニケーションの場にしました。別のフロアにいても “おーい” と声をかければ、耳に届くスケール感も特徴です」
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