小さいけれど頼れる実力派。ベテラン打刃物職人がつくる万能ペティナイフ。【今日の逸品】
November 27, 2024 | Design | 今日の逸品 | casabrutus.com『よく切れて美しい。料理が美味しくなる包丁10選。』より | photo_Naoki Seo text_Masae Wako Styling_Makiko Iwasaki
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刃は硬度が高く切れ味が鋭い安来鋼と鉄。柄は水に強く木目もきれいな天然木。畑山充吉作、信州打刃物(しんしゅううちはもの)の《万能ペティナイフ》。全長約29cm 刃渡り約15.3cm 11,000円。
楕円でも丸型でもない “栗型” の柄にも注目。右手用(写真)の場合、柄の右側面が出っ張っているため、手のひらに納まりやすい。
鋭い切れ味が長持ちする安来鋼の「青紙2号」を鉄で挟んだ3重構造。使う時にいちばん力がかかる根元を厚くしつつ、持った時に重心が取りやすいよう工夫されている。