料理人でもある陶芸家が考えた、江戸時代から続く窯元の口付黒鍋。【今日の逸品】
November 21, 2024 | Design, Food | 今日の逸品 | casabrutus.com『デザインのいい冬の土鍋10選。作家もの、ひとり鍋、IHで使える鍋も。』より | photo_Masaki Ogawa text_Masae Wako stylist_Makiko Iwasaki
Photo Gallery写真ギャラリー
艶やかな黒い釉薬と、土鍋らしい温かなフォルム。取り皿は焼き締めなど土っぽい器が似合いそう。ひとり鍋にぴったりの《口付黒鍋》七寸。φ21×h11cm 11,000円。●土楽 FAX 0595 44 1205。
片口のような注ぎ口がついている。小鍋の場合は特に、出汁やスープを注ぎ分けるのに便利。
湖底にあった木の化石など有機物を多く含む伊賀の土。高温で焼成することで有機物が燃え、土には小さな穴が無数に残る。そうしてできた土鍋は、直接熱しても膨張しにくく割れにくい。肉などを焼いてもおいしく仕上がる。
サイズは4種類。右がひとり鍋にいい七寸、左は3~4人用の九寸。φ28×H15.5m 19,800円。ほかに八寸(φ25cm)、尺寸(φ31cm)がある。