DESIGN
〈中川政七商店〉がアイヌ工芸作家と初協業。アイヌ刺繍を現代の暮らしに取り入れる。
October 4, 2024 | Design | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
アイヌ刺繍を取り入れたタペストリーや飾り布などのインテリアコレクションが新たに16種が発売となる。
奈良県奈良市に1716年に創業した〈中川政七商店〉が、「くらしの工藝布」シリーズの新作として、アイヌ刺繍を取り入れたタペストリーや飾り布などのインテリアコレクションを製作。中川政七商店 渋谷店、奈良本店、オンラインショップをスタートした。
「くらしの工藝布」は、2023年11月に中川政七商店が立ち上げた、古くからある工芸の技に向き合い、今のくらしに再解釈するインテリアコレクションだ。日本の北方地域の先住民族・アイヌ民族は、自然と共生する暮らしの中で独自の工芸文化を育み、その技術は現在も刺繍や木彫など、多くの工芸品に受け継がれている。アイヌ民族に伝わる工芸を現代のくらしに溶け込むインテリアとして表現したのが、今回の「くらしの工藝布 アイヌ刺繡」シリーズとなる。
「くらしの工藝布」は、2023年11月に中川政七商店が立ち上げた、古くからある工芸の技に向き合い、今のくらしに再解釈するインテリアコレクションだ。日本の北方地域の先住民族・アイヌ民族は、自然と共生する暮らしの中で独自の工芸文化を育み、その技術は現在も刺繍や木彫など、多くの工芸品に受け継がれている。アイヌ民族に伝わる工芸を現代のくらしに溶け込むインテリアとして表現したのが、今回の「くらしの工藝布 アイヌ刺繡」シリーズとなる。
「くらしの工藝布 アイヌ刺繡」シリーズは、北海道釧路市阿寒町に暮らすアイヌ工芸作家8名とともに製作。3年の歳月をかけて、くらしの景色をつくる16種のアイテムが誕生した。
伝統的な文様「アイウㇱ」に加え、今回、アイヌ工芸作家が新たに9種の文様を描き起こした。なかでも白生地に白い糸を重ねた刺繍はアイヌ工芸品として珍しいデザインで、雪、空、木々など阿寒湖の豊かな自然を表現したものとなっている。
伝統的な文様「アイウㇱ」に加え、今回、アイヌ工芸作家が新たに9種の文様を描き起こした。なかでも白生地に白い糸を重ねた刺繍はアイヌ工芸品として珍しいデザインで、雪、空、木々など阿寒湖の豊かな自然を表現したものとなっている。
Loading...
Loading...