DESIGN
〈KOYORI〉の新作が、コペンハーゲンで発表に。マイケル・アナスタシアデスとガムフラテージに聞きました。
July 26, 2024 | Design | casabrutus.com | text_Megumi Yamashita editor_Keiko Kusano
日本のものづくりの技術の高さを世界に伝えるブランド〈KOYORI〉。6月にコペンハーゲンで開催された『3daysofdesign』では、マイケル・アナスタシアデスとガムフラテージによる新作が発表になった。現地よりアナスタシアデスとガムフラテージへのインタビューをお届けします。
●マイケル・アナスタシアデス「クルンとなった木屑のようなチェアをイメージしました」
ーー今回は照明ではなく、家具のデザインなのですね。
これまでも、ハーマン・ミラーやトーネットなどで家具のデザインもしています。いろんな意味でプロセスが異なるので、照明と家具のデザインの比較は難しいですが、どちらも楽しい面とチャレンジングな面があります。今回〈KOYORI〉から発表したのは〈Makuri〉という名前のラウンジチェアとオットマンです。
ーー日本のメーカーとの初めての仕事はいかがでしたか?
それはもう、他国のメーカーとはかなり異なる体験でした。日本の製品は精巧だとか、手仕事が丁寧だとか、そういう認識は持っていましたが、まさか半ミリ単位で精巧さを追求するとは! 木という天然素材の製品でそれですから、かなり驚きました。デザイナーの意図をリスペクトし、できる限り正確に製品化しようという真摯な姿勢と技術は、これまでの自分の体験のなかでも前例のないものでした。
これまでも、ハーマン・ミラーやトーネットなどで家具のデザインもしています。いろんな意味でプロセスが異なるので、照明と家具のデザインの比較は難しいですが、どちらも楽しい面とチャレンジングな面があります。今回〈KOYORI〉から発表したのは〈Makuri〉という名前のラウンジチェアとオットマンです。
ーー日本のメーカーとの初めての仕事はいかがでしたか?
それはもう、他国のメーカーとはかなり異なる体験でした。日本の製品は精巧だとか、手仕事が丁寧だとか、そういう認識は持っていましたが、まさか半ミリ単位で精巧さを追求するとは! 木という天然素材の製品でそれですから、かなり驚きました。デザイナーの意図をリスペクトし、できる限り正確に製品化しようという真摯な姿勢と技術は、これまでの自分の体験のなかでも前例のないものでした。
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