DESIGN
模型からひもとく、デザイナー藤城成貴のクリエーション。
| Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
デザイナーの藤城成貴が自作するリアルな模型の数々から見る、新しいデザインの視点。
イデーから2005年に独立し、インテリアやプロダクトのデザインを行う藤城成貴。エルメス プティアッシュ、アディダスなど名だたるブランドとのコラボレーションワークをはじめ、直近では有田焼の新ブランド〈2016/〉やイデーから新作家具〈RIB〉を発表するなど、多分野で活躍を見せる。
藤城のデザインプロセスにおいて重要なのが「模型をつくること」。実物大の模型を製作し、リアルな空間において写真に収める。それを確認することで、自身のデザインから一旦距離を置き、第三者的な視点でクリエーションを見つめ直すのだ。
藤城のデザインプロセスにおいて重要なのが「模型をつくること」。実物大の模型を製作し、リアルな空間において写真に収める。それを確認することで、自身のデザインから一旦距離を置き、第三者的な視点でクリエーションを見つめ直すのだ。
会場内には、藤城が製作した模型の数々に加え、彼が実際に撮影した模型写真も展示。本展では、数多くのデザイナーやメーカーの広報活動を行うデイリープレスが初めてオーガナイズを行う。傾斜角6度がついた“斜めスペース”で、どのような展示が行われるのか楽しみだ。
Naname Exihibition Vol.1<br>Studies / Shigeki Fujishiro
〈Naname〉
