DESIGN
倉俣史朗の“オバQ”が、手乗りサイズになって再登場。
December 5, 2016 | Design | casabrutus.com | text_Hisashi Ikai editor_Akio Mitomi
40年以上前にに発表されたデザイナー・倉俣史朗の代表的照明作品に、新たなバリエーションが加わった。コンパクトなサイズと、マットなフィニッシュがオリジナルの意図を再現。
真っ白なハンカチを指でふわりとつまみ上げた上げたときのドレープを、そのまま照明器具のデザインへと昇華した《K-Series》。まるでシーツをかぶってオバケの真似をしているような様子から、“オバQ”という愛称でも親しまれている。日本のポストモダンデザインを牽引した倉俣史朗が1972年に手がけた作品で、発表以来40年以上にわた、継続生産されているロングセラーに新たな仲間が加わった。
従来の床置きサイズに比べると半分ほどにサイズダウンした新シリーズは、約14cm四方の小ぶりな手のひらサイズでUSBによる充電式。これならばデスクトップや棚の上など、好みの場所に置いてさまざまに楽しむことができそうだ。
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