DESIGN
祝100歳! 2023年は柚木沙弥郎の日めくりカレンダーと一緒に。
September 27, 2022 | Design | casabrutus.com | text_Yuka Uchida editor_Keiko Kusano
2022年10月に満100歳を迎える柚木沙弥郎は、今も現役バリバリ。日々制作を続けています。その柚木が新たに数字とローマ字を描き下ろした、2023年の日めくりカレンダーが完成。制作は〈SIWA〉、デザインは深澤直人。150冊限定のスペシャルアイテムです。
1922年生まれの染色家・柚木沙弥郎は、今年10月で満100歳を迎える。制作意欲は衰えず、来年は日本民藝館で個展も予定。その表現は歳を重ねるごとに伸びやかになり、世代を超えてファンが増え続けている。
柚木作品の魅力のひとつが、線や形の面白さ。愛らしく、どこか親しみを感じる雰囲気があり、数字や文字を描けば、一目でそれが柚木の作と分かる。今回の日めくりカレンダーの文字や数字は、すべて描き下ろしというからより贅沢だ。
柚木作品の魅力のひとつが、線や形の面白さ。愛らしく、どこか親しみを感じる雰囲気があり、数字や文字を描けば、一目でそれが柚木の作と分かる。今回の日めくりカレンダーの文字や数字は、すべて描き下ろしというからより贅沢だ。
「数字を見ているだけで温かみや微笑みが伝わってくる」と話すのは、日めくりカレンダーのデザインを手がけた深澤直人。
「柚木先生は、彼にしか描けない線や形をずっと描いてこられました。 歳を重ねるごとに作品が生き生きとしてきているようにも思えます。アーティストは自分にしか描けないものを描くもの。ただ彼はそんな大それた考えもなく、練習や清書もなく、さらっと描くのではないかと思えるのです」
「柚木先生は、彼にしか描けない線や形をずっと描いてこられました。 歳を重ねるごとに作品が生き生きとしてきているようにも思えます。アーティストは自分にしか描けないものを描くもの。ただ彼はそんな大それた考えもなく、練習や清書もなく、さらっと描くのではないかと思えるのです」
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