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丸紅コレクションで、江戸・明治・大正・昭和の優れた着物を観る。
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総合商社・丸紅が国内外の優れた美術品の数々を保有していることをご存じだろうか? 1858年に創業した丸紅は、当初、繊維を中心とした卸販売業者だった。そこから総合商社へと発展していく過程で、事業を通じて美術品を蒐集。その歴史ある「丸紅コレクション」を目にすることができるのが、昨年11月、東京・大手町にオープンした〈丸紅ギャラリー〉だ。
「丸紅コレクション」は3つのジャンルに分けられる。意匠や技術の研究のために集められたきものや帯などの「染織品」、分野の異なるアーティストと協業して制作された「染織図案」、そして国内と西欧の「絵画」の貴重なコレクション――それらをまとめて「丸紅コレクション」とし、大切に受け継いできた。
コレクションをより多くの人に観てもらうため、2021年に完成した新社屋〈丸紅東京本社ビル〉3階に登場したのが〈丸紅ギャラリー〉だ。「古今東西の美が共鳴する空間」をコンセプトとし、様々なテーマに基づき企画展を開催している。
コレクションをより多くの人に観てもらうため、2021年に完成した新社屋〈丸紅東京本社ビル〉3階に登場したのが〈丸紅ギャラリー〉だ。「古今東西の美が共鳴する空間」をコンセプトとし、様々なテーマに基づき企画展を開催している。
現在開催中の「『美』の追求と継承-丸紅コレクションのきもの-」展では、丸紅コレクションから選りすぐられた44点が前期・後期に分けて登場。
美術と技術の結集された能装束、江戸時代を中心とした小袖の優品、近代の染織技術が取り入れられた明治・大正時代の着物、時代に即した新たな「美」を求めて生まれた昭和期の着物まで、異なる時代の着物の数々を観ることができ、展示作品を通じて作り手たちの「美」の探求心に迫る。
染織技術の進歩に伴って発展した、伝統的な意匠の当代意匠への応用と、作り手たちが新たな意匠の創造にどのように取り組んできたのかを新たな視点から知ることができる展示だ。
〈丸紅ギャラリー〉は〈東京国立近代美術館〉から歩いておよそ5分。着物を通じて当時の暮らしぶりも感じられる展覧会に、ぜひ足を運んでみて。
美術と技術の結集された能装束、江戸時代を中心とした小袖の優品、近代の染織技術が取り入れられた明治・大正時代の着物、時代に即した新たな「美」を求めて生まれた昭和期の着物まで、異なる時代の着物の数々を観ることができ、展示作品を通じて作り手たちの「美」の探求心に迫る。
染織技術の進歩に伴って発展した、伝統的な意匠の当代意匠への応用と、作り手たちが新たな意匠の創造にどのように取り組んできたのかを新たな視点から知ることができる展示だ。
〈丸紅ギャラリー〉は〈東京国立近代美術館〉から歩いておよそ5分。着物を通じて当時の暮らしぶりも感じられる展覧会に、ぜひ足を運んでみて。
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