又吉直樹が選んだ、ドラマになる名作椅子とは?
『カーサ ブルータス』2022年6月号より
| Design, Culture | a wall newspaper | photo_Satoshi Nagare prop styling_Yusuke Takeuchi (Laboratoryy) hair & make-up_Fumie Yoshino text_Yoshinao Yamada
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ドラマは全8話で、1話につき名作椅子1脚を取り上げる。いずれも椅子が物語で大きな役割を果たす。又吉自身も、椅子店の店主としてドラマの各話に登場する。

またよしなおき 1980年大阪府生まれ。お笑いコンビ「ピース」として活動し、吉本興業に所属。2015年『火花』で芥川賞を受賞するなど、小説家、脚本家、俳人としても活躍。

第1話「電球を替えたい」では、電球を交換できない女性に貸し出される椅子として《No.214》が登場。

第3話「海へ」では、亡くなった親友が大切にしていた椅子として《ラ シェーズ》が現れる。

夢を追う若いカップルを題材にした第4話「オモイデ」では《Yチェア》が物語の鍵となってくる。

第5話「まぼろしの」で主人公が憧れた椅子として《ルイゴースト》が登場。

第6話「雨が降っている」ではカフェを営む夫婦が雨でも客足が途絶えないよう店に並べる椅子として《ネイビーチェア》を選んだ。

第7話「人間達の声がする」ではバーに訪れたミステリアスな美女が《Aチェア》を使う。
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