DESIGN
必見のアトリエ・オイ個展! 身近な素材から生まれる、新しいデザインの視点。
October 27, 2016 | Design | DAILY Casa BRUTUS | text_Hisashi Ikai
スイスのラ・ヌーヴヴィルという小さな町に拠点を構えながらも、世界中の名だたる企業のプロジェクトを手がける建築デザイン事務所、アトリエ・オイ。中心メンバー3名はそれぞれ専門分野が異なるが、その力を結集させることで、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックなど、幅広い表現活動を行っている。
事務所設立から25周年を迎えるにあたり、東京で初となる個展『アトリエ・オイ展─material play』が開催される。本展では、トップブランドとの協働や岐阜県の伝統工芸プロジェクトなど、これまでに手がけてきた数々の代表作とともに、アイデアが生まれるプロセスとそれを取り巻く周辺環境を彼らの目線から紹介。常時25,000点余りの素材ストックをスタジオに抱え、研究を続けているという彼らの、素材に対する意識の高さと、そこから生まれる独自のデザインアプローチに触れられる展示となっている。
また、本展に合わせて香りを使った動くインスタレーションを新たに製作。素材の特性に機能を持たせることで、いかにデザインを人々の感覚と結びつけることができるかを会場内で検証していく。
また、本展に合わせて香りを使った動くインスタレーションを新たに製作。素材の特性に機能を持たせることで、いかにデザインを人々の感覚と結びつけることができるかを会場内で検証していく。